TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その206 『三渓園観蓮会』 その5

2017年07月23日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
三渓園の大池は四季折々、素敵な景観に出会うことができますが、この初夏の緑濃い景観も、落ち着いた風情です。



ネッチ情報で、みなさんよく知っている『蓮の歌』があります。
”ひらいた ひらいた なんの花が ひらいた レンゲの花が ひらいた ひらいたと思ったら いつのまにか つぼんだ



この歌に出てくるレンゲの花は春の野に咲くレンゲソウではなく、「レン=蓮、ゲ=華」つまりハスの花のことです。
明治時代の遊び歌で、子供たちが輪になって手をつなぎ、歌を歌いながら外に広がったり、内につぼまったりして、蓮の花が開いたりしぼんだりするようすを表現している童歌です。



開園1時間ほどで、蓮池の周りはだんだん混み合ってきました。



蓮は植物のなかでも、もっとも古いもののひとつで、およそ1億4000万年前に、すでに地球上 に存在していたといわれています。
花の中心部にできる花托(後に果托)が特徴的で、その形状が蜂の巣に似ていることから、「はち巣」となり「蓮(はす)」と呼ばれるようになったという説もあります。



三渓園と縁の深い、『ホトトギス』を主催した高浜虚子の歌碑です。
”鴨の嘴よりたらたらと春の泥”

その昔三渓園は遠浅の海に面していました。
トッポパパの子供のころの思い出に、三渓園の海での海水浴があります。
その昔、三渓園の海で鴨が嘴を水に突っ込んで何かを漁っている情景を詠んだもののようです。
鴨は餌を嘴で採るとき、カタカタと音を立てて水をこぼすそうですが、三渓園の干潟に暖められた泥の質感が”たらたら”と表現されたそうです。



花托は、花弁が散ると生長しながら果托に変化します。



同時に、受粉しためしべも成熟して褐色化し、硬い果皮を持つハスの実になります。



果托を乾燥させると、ドライフラワーアレンジなどのインテリアに使えます。



続く...........................................................。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。