現代へのまなざし

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イスラエル-新たなるナチス、ユダヤ人による虐殺-

2014-07-24 06:41:30 | 日記
 イスラエル軍は7月17日夜、パレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を開始し、その後、ガザの病院を攻撃するなど、一般市民への攻撃を続け、犠牲者数は800人を突破している。
 ウクライナでのマレーシア航空機撃墜問題や中国、韓国国内の事故などを日本ではよく報道しているが、それ以上の犠牲者を出している悲惨な状況となっている。

 一体、どのような思想を抱けば一般市民を攻撃できる軍隊が成り立つのだろうか。イスラエルではユダヤ教が主流の宗教だ。ユダヤ教では、人間は罪を負い、ただひたすら神を愛することを求められる。神を愛すること、神の命令に従うことは絶対的な使命である。ユダヤの神はパレスチナの人々を殺すように命じているのだろうか。パレスチナ人を皆殺しにしろというのがユダヤの神の命令であれば、ユダヤはナチスと何ら変わらない狂信的な民と言える。

 イスラエル軍の攻撃に関して、トルコのエルドアン首相がイスラエル批判を行っている。
「「国家テロを犯している」と述べた。さらに「すべてのパレスチナ人は敵」というイスラエル国会議員の発言を引用し、「心情的にヒトラーと何が違うのか」と批判した。」(朝日デジタル)

 この指摘は、歴史的に見てその通りだと感じた。ナチスのヒトラーはユダヤ人を地上から抹殺しようとした。イスラエルでは、パレスチナ人は敵だとして、子供も女性も老人も関係なく攻撃し殺害しているのである。
 国家を上げてパレスチナ人を殺戮する、これはナチスがユダヤ人を虐殺したのと同じ構図である。ユダヤ人虐殺の歴史を持ちだし、イスラエルはあたかも被害者であるように装う点で、ナチスよりも悪質である。余談ではあるが、いつまで経っても被害者ずらをする人達のいやらしさを日本人は知ってるのではないか。

 ユダヤ人はナチスによる迫害を受けた被害者だという認識が日本では強いのかもしれない。イスラエルを批判すると、反ユダヤ主義だと紋切り型の反論があるからイスラエル批判をしないのかは知らないが、現在のイスラエルがパレスチナ人に対して行っていることは、かつてナチスがユダヤ人に行ったことと同じである。
 このようなイスラエルの蛮行を許す、黙認することは、ナチスの蛮行を許し、あるいは黙認することと同じである。
 国際社会が声を大にしてイスラエル批判を行い、イスラエルに対し制裁を加えることを期待せざるをえない状況にパレスチナは置かれている。

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