今回はサイクルジャージで
さて今年の２月の浜松シティマラソン前後では「いようしフルでサブ４狙うぞ！」という気運が盛り上がり、
流れでエントリーしたこのしまだ大井川マラソン。
その後、春が来て夏は自転車やってて燃え尽きてふと気づく
「ああ１０月にマラソン走るんだった・・」
気を取り直して金さんの本「フルマラソンで４時間を切れない理由」を購入。
これこれ
２ケ月間のおすすめ練習メニューをこなし、前回の初マラソンの反省から装備も工夫。
フタが開いてストローが出るペット飲み口を小ペットに装着。
その他、岩塩のカケラをオブラートに包んだもの×４。
パワージェル（小さくて軽いの）×２ 等。
さあやるこたあやった！ あとは神様のご加護を期待。
そしてやって来ましたレース当日。
７：００大井川河川敷駐車場到着。
天気予報は曇り時々雨、いいねえ、どうか暑くならないように・・
シャトルバスでスタート地点に。あかん 晴れてきたー
着替えてアップしてトイレ行って準備完了。
おなじみのスタート前の笑顔スナップ、
のん気に笑ってるねえ おまえこの後、大変なことになるんだぜｗ
ゲストの千葉ちゃんのラウドトークとこれまたゲストの「あんときの猪木」さんの
おもろいつっこみを聞いてるうちに午前９時スタート。
「ほい ガンバロー！」
島田市内を５ｋｍ走って河川敷に出て後は淡々と続くコース。
走り出しはさっそく暑い、足は少し重い、早くもペットの水分を補給。
河川敷に出て１０ｋｍ通過、５８分１８秒、目標より３分落ち ちょっと遅いか。
がしかしそのうち調子が良くなってきた。
飛ばしすぎないようにしながらも良いテンポで進む。
ちょっと手の先がしびれてきた。んー 水分は取ってるはずやのに不安。
そして２０ｋｍ、１時間５５分、目標より５分落ち、あーでも厳しいか。
ここで最初の折り返し、直後のエイドで止まり水分補給、塩補給、ジェル補給
さあ後半頑張るかー
ってとこでね・・・
がっくん脚重い！
具体的には両太もも前部と右のふくらはぎ
はやっ！
がっくん はやっ！
初マラソンの時は３６キロのエイドで来た「がっくん」が
もうやってきた・・・ あほー
ちょっとエイドで立ち止まったらもうコレや
まだ半分あるか さあどうするか？ いや どうしようもない、進むしかないやろ
その後はギシギシ（イメージ）いう脚を無理やり動かし
攣りそうになると立ち止まりマッサージ、
気温が高い（２５℃くらいだったらしい）直射日光にもヤラれて気力減退。
他のランナーも歩く人が多い ４０％くらいが歩いている
なんだこれ そういえば今日はやたらエイドが多い
大井川ってのはサバイバルレースなのか？
絶望のうちにやっと３０ｋｍ 長い長い この１０ｋｍ１時間１５分
ここで目標変更、４時間３０分以内の完走とする。
ジェルと塩を計画通りに摂取し続け走る。
がしかし相変わらず攣り兆候がありしばしばマッサージ。
再び走り出す時の辛さよ・・
あかん ラチあかん このままじゃ何も残らん・・・
攣り覚悟で立ち止まらずに走ることを選択。
３３キロ過ぎの名物「食べ物満載！大エイドステーション」を素通り。
ここ牛串（牛肉５個連結のやつ）とか食べれるのよ 泣く泣くスルーよ
すっごいのろい速度で淡々と走る。もうこれしか出来ない。
エイドでは水だけもらって走りながら補給。
２回目の折り返しは３７キロ、あと５キロや
練習だったらすぐに走ってしまう距離だ。自分に言い聞かせて走る。
歩いたら楽だろうと何度も考える。
でも止まらずに走ることくらいしかオレには出来ないのだ。
それくらい やってやらねばならんのだ。
４０ｋｍ通過、この１０ｋｍは１時間２０分
ペットの水全部飲みきってさあラスト
ゴールのゲートが見える、スパートなんてとても出来ない。
そのままの速度でゴール ４時間４５分(ネット）
ｂｙ ＲＵＮＮＥＴ
練習でもレースでも走っててこんなに辛いのは初めてだった。
「辛かったなあ 辛かったなあ」って自分に言ったら泣けてきた。
とにかく大井川は終わった。
途中、終わらないかと思ったが終わって良かった。
とりあえず記念に写真を撮らなければ
初マラソンだった前回は「なんとか完走を！」ということで達成感があったけど
今回はあわよくばサブ４ってことだったけど全然カスりもせずｗ
辛い思い出だけになった感じもするので、
ここで明日に進むためにｗ、無理やりにポジティブ要素を見つけてみましょう！
・自己ベスト更新 約１０分 こつこつと。
・男性参加者中での順位％
前回メロンマラソン
2527/3518（男性）75%
610/787（50代）78%
今回大井川マラソン
2499/5593（男性）45%
581/1232（50代）47%
半分行ったぜ
・最後のほう立ち止まらないと決めてそれ守れた。
よし！ 良いこともあったｗ
さてこれからのＲＵＮですが
いったんリセットかな。
少しくらい辛くてもそれを超える楽しみがあれば良いのだけど
今回はとうていそんな感じじゃなかったからねー
まあ道なりに進むわ。
参加賞の速乾性Ｔシャツ
好みのオレンジ色で背中のデザインも悪くない。
一番上のプリントの文字を見て また泣けた。
