とにおの生きる道

日記を書いてゆきますよ 時々書いてゆきますよ

兵越峠

2010-07-25 15:35:04 | 自転車道
いやあ 暑いねえ 奥さん
夏だねえ 今年も夏だねえ 夏を心に刻みたいもんだねえ
ということで、今年の夏の思い出作りは
「去年とは別のルートで行く長野県境」です。


高速道路?

今回のルートは船明ダムPから天竜川を北上⇒水窪⇒兵越峠の往復約120kmです。
マイミクのちんさんとのツインライドです。よろしくお願いします。

予報では気温34℃、それくらいの暑さならまあいいか・・8:15に船明出発です。
30km/hオーバーでちんさんを引いてゆきます。
わしは快適なペースだったけど、ちんさんは後輪がフレームに擦れていて
かなり負荷がかかっていた模様で苦しい序盤戦!(後に調整で解決)
秋葉ダムで休憩後、トンネルの対岸の道を北上することに。
この道はいっつも気になってたんだけど舗装が心配だったんだな。
実際に走ってみると午前中日陰&車が全然通らない絶好の状況。
ちんさんと並走して世間話しながらサイクリングモードだ。快適でしたよ。


ええ感じの滝とええ感じの青いちんさん


暑くて胸ジップ全開の赤とにお

メインルートに戻りスピードアップしさらに北上します。
日向に出るとすごく暑く休憩&給水しながら水窪を目指します。
前回もお世話になった水窪の道の駅「国盗り」にてアイス休憩。
さあこれから今日のハイライトですね。
斜度5.7%×15kmの兵越峠に向かいます。

初めの10kmは斜度4.3%
しかしところどころにもっときつい坂が待ち受ける。
しかも登れども登れども気温は下がらず、またしても暑く辛い登坂に!
自販機の無いルートでまたたく間にボトルが空になり
キャンプ場のトイレ等でなんとか給水しながら登り続ける。
いやあ、これはきついね。斜度的にはそこそこなんだけどとにかく暑い!うむう

草木トンネルを越えて最後の5kmは8.3%だ奥さん!最後の頑張り所だに!
ゆっくり登り始めるがちんさんのペースが落ち距離が開いてしまう。
そんなときに事件が!!

登ってきた車の人がわしを追い抜くときに言う
「下の自転車の人はお連れさんかな? 倒れていますよ」
「えぇ!? ホントですか!」

引き返すとちんさんが自転車を押している。
右脚ふくらはぎが攣って落車したそうだ。
日陰に移動し筋肉のストレッチを行い少し休憩。
落車のダメージはほとんどないとのことだが、筋肉が心配だ。
引き返す選択もあったが、とりあえず様子を見ながらゆっくり登ることに。

湧水のところでは給水し、辛くなったら休憩し、ゆっくり登ってゆく。
車も少なく、蝉の声とチェーンの音の中、ゆっくりと登ってゆく。
少し暑さがゆるくなったかな?

『ああ 夏だ ボクが覚えている夏はこんな感じだ、懐かしいな。』

ちんさんの脅威の頑張りでかなり登って来た。
そろそろ峠のはずだが・・・

左ヘアピンを上がるとなんか看板があった!


うお?


来たかな?


国境だん

やったね!着いたよ母さん!今年も長野だよ!(2年連続2回目)
ちんさんとがっしり握手をしました。
この国境はあれだ 毎年静岡側と長野側で綱引き合戦して
勝ったほうに1m動くってゆうやつだな、テレビで見たことあるぞ。
登頂記念に静岡側に1m動かしときました。(うそ)

休憩、記念撮影の後は「さあ下りますか?」

下りはちんさんが先頭を切る、うおお 速いな。
熱い風を全身に受けながら下る。わしはこの風にかなりやられた。

「国盗り」で昼食後、ほぼHPを回復した2人は
下り基調の復路をダレることもなく「すっ飛ばし」で戻ったのでした。
1人きりだときっとダレてしまうだろうが、今回はちんさんが居てくれたので
ある程度の速度を維持して最後まで走ることができ良かったよ。燃え尽きました。

そして船明Pの手前で、お互いの健闘をたたえて並走しながらの握手!

そう、それはまるで、ツールで延々逃げ続けた2人が集団に吸収される直前にかわす
美しい握手のようであったのでした。嗚呼

ルート図こちら


また行きましょう!
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2 コメント

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Unknown (ちん)
2010-07-25 22:42:07
先輩!ありがとうございます

猛暑の中何度リタイヤとか考えてしまいましたが、優しいトニオ先輩のおかげで県境まで行くことができました。

また宜しくお願いいたします。
返信する
暑かったですね (とにお)
2010-07-26 00:05:45
ちんさん お疲れ様でした。

私は翌日一日、自転車には乗らずに
のんびり過ごしましたが、心はもうはや
次のライドに向かっております。

またどこかに行きましょう! 
返信する

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