またまた、駆け込みで観てまいりました。
わたくしの中では 『 大ヒット 』
ここ2,3年の中では一番の映画と思いました。
パリのアマチュア合唱団の練習、教会でのミサコンサートまでを、ドキュメンタリーで。
ただ、映像が丁寧に、淡々と映り、説明は一切なし。
指揮者の、クレール・マルシャンの音楽への尊敬と愛情。
子供から老人の、
「これ、本当に大丈夫か? ( あくび連発の小学生に、テノール1人!!の低出席率、音程が不安すぎるおじいちゃまetc・・・) 」
と思うようなメンバーの声が、指揮者によって徐々に引き出されていく集中力と高揚感。
繰り返し練習し歌われる、「真夜中のミサ曲」と「主よ、御心に留めてください」
の歌詞が、繰り返し出る字幕によって、詩を何度も読むように感じられて、またすばらしい。
本当によかったです。
ただ、上手になった本番の教会のミサで、1曲だけ歌ったところで、キャストが流れ始め、唐突に映画が終わってしまいました。
練習した曲、全部聴きたかったよ。
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