私の国内旅行より

私がこれまでに行った国内旅行の模様を写真とともに紹介しております。

一本のローソク

 | 随想

 私は毎朝、仏壇にお線香をあげているが、その際、必ず一本のローソクに火を灯す。以前は燭台の大きさに見合った小さくて細いローソクを使っていたが、数か月前、あるいはもっと前か、まだ予備があると思っていたら、使い切ってしまっていたので、止むなく停電用に備えて用意してあった大きな太目のローソクを使うことにした。燭台に比べて大きすぎるのだが何とか嵌っているので、敢えてそのまま使っている。

 一回の点灯時間は、線香に火をつけて拝む間だけなので、ものの1分足らずだと思う。したがってローソクの減り具合は微々たるものであるが、それでも長期的に見れば確実に減っている。

 いつしか私は、このローソクと自分の余命を重ね合わせてみるようになった。すなわち、このローソクが尽きるときが私がこの世におさらばする時なのだとーーー

 それがいつ頃になるかはわからないが、そう思うと、妙にこのローソクが愛おしく思えるのである。そんな考えに至るのも、それだけ私が歳をとったということであろうか?

                          以上   

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