26.10.2
妻の最近の病状(27)
このところ、「今日は何日?」、「何曜日?」などと月日や曜日に関して質問しても、全く出鱈目な答えが返ってきますし、計算も簡単な足し算でさえ間違える頻度が多くなり、動作もますます緩慢になってきたと危惧していたところ、本日、果たしてベッドから降りる時に転んで肘を打ちつけるという事態が生じ、サービスルームで様子見のところへ、私が来合わせたのでした。
そのほか、胴体にも数箇所赤くなっているとこが見受けられましたが、これらはぶつけたからか、それとも当人が掻いた跡なのか、いずれにしても本人はそれほど辛そうには見えませんでした。看護師さんが大事をとって車椅子を用意してくれたので、そのまま私が面会室へ押して行き、定番のニッパチを行いましたが、その間全然痛がることはありませんでした。
さて、帰る段になって、看護師長さんに「お話があります」と呼び止められたので、何事かと話を聴いたところ、おおむね次のようなことでした。
先日、奥さんが他の人の部屋に入り、新聞紙とほかに何かを持ち出したというので、スタッフがトイレを調べてみると、確かに新聞紙が浮いていた。その際、申告者の補聴器もなくなっているので、それがなにかに当たるのではないかと思われるが、誰も見たわけではなく、確証はないので、補償は施設側で行うが、このような事態が今後も発生することが考えられるので、この際、より重症の人が多くいるため監視体制が行き届いている6階のほうへ移っていただくことで了承願えないか------というものでした。
こちらとしても、他の入所者や施設側にこれ以上の迷惑をかけることは忍びないので、即了承した次第です。
ただ、新しい階に移ると、これまでのお馴染みさんと別れ、新しい人と交わることになるわけで、そうした環境の変化に本人がついていけるか、一抹の不安はありますが、何とか乗り切ってくれることを願うばかりです。
以上
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