妻の最近の病状(38)
昨日(12/9)、9日ぶりに妻を訪ねる。いろいろと雑事に追われたためだが、こんなに長く日を開けてしまったのは、体調を崩した6月以来のこと。
少しはいつもと反応が違うかと期待(?)したが、もはや妻は私がいつ来たかということはすっかり記憶にないらしく、全く反応はなかった。
13時過ぎだったので、あるいは車椅子に座っているかと思ったが、同室の他の患者さんと共にベッドに横になっていた。
相変わらず、手足を小刻みに震わせ、目だけを動かすだけなので、心配になり、「誰だかわかる?」と訊いたところ、「敏夫さん」と即座に答えたのでホッ!!
先日、ミカンが食べたいと言っていたので、「みかん食べる?」と訊いたら、頷いたので、持参した小ぶりの1個の皮をむいて一口づつ口に入れてあげたところ、「美味しい!」と言って食べてくれた。
さすがに「もっと食べる?」に対しては「もう要らない」とのことだった。
その後、前回と同様、「尻取り」をしたところ、まず普通にできたので、安心し、「それじゃ帰るからね」と言ったが、黙っているので、「何ていうの?」と促したところ、「さよなら」と答えた。
更に、「来てくれてありがとは?」と畳み掛けたところ、「今日は来てくれてありがと」とオウム返しの答えが返ってきた次第。
以上
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介護は5年でしたが、いわゆる食事・排泄などは問題なくできていました。
偶然こちらに来まして、少し読ませていただいたのですが、ちょっと気にかかったもので普通どこに行って読んでも、殆どはコメントをしないのですが、不躾とは思いますが書かせていただきます。
奥様を訪問なさった時に「さようなら」と「来てくれて有り難う」をとのお話ですが、色々ご主人のお体も大変とは思いますが、お声をかけられる内容によって、奥様のお喜びになるようにした方が、良いのではないかと思ったのです。
「来てくれて有り難う」と言って欲しいのはわかりますが、そこを視点を変えて奥様の立場に立って考えていただきたいのです。
もしもご主人が「今日も元気でいてくれて嬉しいよ」とか「元気で良かった、安心したよ」、そういう奥様を励ますとか、愛情をこちらがかけるとか、そういう類の逆の挨拶をなさったら、奥様はご主人に口には出さない嬉しさとか、感謝の気持を抱かれるのではないかとふと思ったのです。
大変失礼かとは思いましたが、辛いご病気の奥様の為に、と思いまして、書かせて頂きました。どうぞ、お体をお大切に。
大変示唆に富んだご指摘有難うございました。これからは極力妻の立場に立った言葉掛けをするよう気を付けます。
今後ともご指導方よろしくお願い申し上げます。