「大学ラグビー考」

関東大学ラグビーリーグ戦大東大を中心に、気の向くまま書いて見ます。ときには陸上にもふれます。H.Nakamoto

幸せなシーズン

2017-11-30 20:54:07 | 大学ラグビー

シーズンを振り返って―幸せななシーズン―

  

  大東大は、関東大学ラグビーフットボール連盟のリーグ戦において、22年ぶり8回目の優勝を全勝で飾り、われわれファンの期待に応えてくれました。本当に幸せなシーズンでした。

   連盟に所属する各チームの今季順位も確定しました。全体を見渡してみますと、リーグ戦が始まった頃に小生なりに予想していた順位とは大分違った結果になりました。

   戦力の充実度からみて正直なところ東海大が頭一つ抜けているのではないかと考えていましたが、何と大東大の優勝で幕を閉じたことは嬉しい誤算でした。

   また、最も警戒しなくてはならないチームは法大ではないかと予想し、法大戦を突破することが、東海大と全勝同士で戦える必須の条件であろうと考えておりました。

   最下位8位にどのチームが回るかの予想は多変難しかったのですが、まさか関東学院大が来るとは夢にも思いませんでした。関東学院大は、動きのいいスピードに乗った攻めを得意とするチームですので二つは勝つのではないかと思っていたのですが、勝つというのは難しいものなんですね。

   初戦を流経大と対戦し、3点の僅差49-52で落とした法大は、上位4校に喰い込むのではないか、大東にとってかなり厳しい相手になると予想しましたが、しらこばとでの試合結果29-14、後半は10-14でまさにその通りでした。

   流経大といい、東海大といい、非常に締った厳しい試合でしたが、よく勝つことができて、大学選手権に向けて大きな自信になったことでしょう。厳しい試合を乗り切って優勝したこともあって失点は少なかったのですが、得点が少なかったが少し気になるところです。

   難しいことなんでしょうが、トライを0.5mでも1mでもゴールポストに近いところに持ち込んで、コンバージョンの確率を高めるようにゲームの中でも上手に本当にコミュニケーションをとって欲しいと願うものです。



1 コメント

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歓喜・感動のシーズン (大東OB)
2017-11-30 22:28:25
先生 いつもブログ拝見しております。
先生の大東ラクビー部への想いを感じながら一緒に一喜一憂できることを嬉しく思います。
今シーズンは、最高の形でリーグ戦を締めくくりました。
22年ぶりの優勝が現実のものとなりました。
本当に幸せです。
22年前に優勝したときは、これほどまで次の優勝に時間がかかるとは考えておりませんでした。
22年前も最終戦は、中央大学戦(熊谷)であったことを記憶しています。
この試合は、終始中央ペースで、40点台の失点だったのではと思います。
この年は、前年、大学選手権優勝校として迎えたシーズンでしたので専門誌などにも大東文化が本命視されておりました。私もこのシーズンは、ラトゥ、オト、青柳と主力が多く残った大東が優勝するだろうと思っていましたので安心して試合を観戦していました。
しかし、今シーズンは、昨年度まで主力だった4年生が多数抜けるとあって、ファンは誰もが心配であったと推測します。
ところが春シーズンの第1戦早稲田戦で魅せたディフェンス!その事実が秋に本物であったことを証明してくれました。
昨年度までの4シーズンは得点力アップがかなり図られました。失点も多いという印象はなかったですが、20点台でした。得点と失点の差は30点くらいと考えると、今シーズンの差も30点くらいですので変わっていないと考えています。
いよいよ選手権です。どんな熱い戦いを見せてくれるのか今から楽しみです。
秩父宮にモスグリーンのユニフォームが躍動する姿を目に焼き付けたいです。

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