ヘバーデン結節

今日は青空が広がり、日差しが暖かい一日だった。

ふとベランダに目を向けると、木の枝でリスが日向ぼっこをしているらしく、ズーッっと同じ姿勢でシッポだけをフサフサと揺らしている。

実にのどかな風景だな～　と見ていたら、和音がノッソノッソと近寄ってきて、リスは慌てて何処かへ行ってしまった。あ～ぁ～　


さて、少し前の話になるが、１０月に日本へ帰った時、私は整形外科と脳神経外科に行ってきた。

まずは整形外科

もちろん、帰国直前に階段から落ちて、しこたま打った尾骶骨が心配だったからなのだが、もうひとつ以前から気になっている所があった。

８月のいつだったか、右手の小指を突き指した。

すごく痛くて、ひょっとして骨が折れたかも・・　なーんて思ったけれどちゃんと動くし、大丈夫！　そのうち治る。

と思っていたら、治るどころか少し腫れて、さほどではないが痛みも続いていた。

　こんなふうに。

２ヶ月以上も治らないのはおかしいと思っていたけれど、医者に行くほどのことでもないし、アメリカの医療費は異常なほどに高いので、帰国まで辛抱した。

レントゲンを撮って、再度診察室へ入る前に紙を手渡された。

「　これを読んでおいて下さい　」って・・・

そこには、ヘバーデン結節　という関節の病状と写真が。

ヘバーデン？？　結石　　いや違う、けっせつ。

聞いたこともない病名に、先生は意図も簡単に　「　老化現象です　」　　なな・・何ですと？



骨が変形してしまう病気だそうで、リュウマチとは違って、指の第一関節だけに現れるものをヘバーデン結節と言い、更年期以降の働き者の女性（　←　ここに注目　）に多く見られ、治療法が無いと言われています。

そういえば、以前左手の人差し指も、突き指のような痛みと腫れが続いたことがあり、少し変形していました。

先生はそれをすぐさま見つけ、「　ほら、この指も変形しているでしょう？　」「　放っておくと、すべての指に発症しますよ　」と・・・。

放っておくも何も、治療法が無いんでしょう～？　

ここで処方されたのは、このテーピングだけ　

働き者の私には、すぐに取れてしまって邪魔なのよね～　

でも、予防法はあるようです。

コラーゲン、コンドロイチン、ヒアルロン酸、グルコサミン　ようは、軟骨保存のための食材をせっせと食べる事。

もう残された道はコレしか無い　

そして仕方ないから、手を酷使しないで、マダム生活を送ることにするわ！　


皆さんも、４０歳を過ぎたら軟骨をお大事にして下さいね。

あ、それから、尾骶骨はまったく異常なし。

可愛い尻尾のあとが、レントゲンにしっかり写ってました　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　脳神経外科につづく　＞