・・・・・・・・・・・・・・おそらくヒヤシンスだろうと思うけれど、私が子供の頃からなじんできたヒヤシンスではない。頭に何とかが付くヒヤシンスなのだろう。なじんできたヒヤシンスは細い花びらがそっくり返って、コップを洗うブラシみたいに花が密集して筒状になって咲くものだ。色はピンクが多かった。
これは球根を買っただけで植えようとされなかったのを、1年越しか2年越しで植えてみたもの。秋に植えるべしなのに、冬になって植えたからいじけたのか、随分小さい。悪条件が重なったせいか、クロッカス同様いっせいに咲かずにぽつぽつと咲く。それで必然的に撮り方はズームになる。この花は、それに加えて、うしろから撮るのが良いように思われて、こういうアングルになった。
わが家では、プランターいっぱいに咲かせたり、咲き時を揃えて寄せ植えしたり、畝いっぱい競うように咲かせたりができない。いろいろ原因はあるのだけれど、『そこまでしなくても・・』という気になってしまうからだ。ひとつ咲いてるのを見て、これが群生してたらとか、どんな花壇にデザインできるかなどと想像するだけで満足してしまう。やせ我慢の引かれ者の小唄。
こちらでは桜がいま見頃だ。車で今日も70Km位走ったが、それだけで花見をした気分になる。出先で駐車場から目的地に歩く間にも桜並木はあるし、途中の公園では土曜日だけに親子連れやら年配アベックやら家族総出やら花見行楽の風景が見られた。
桜を全体で見たり、個別の木を見たり、赤いつぼみが開いて薄いピンクの花びらになる寄りあいを細かく見ていたりと、にわかカメラマンがそこらじゅうにいた。色んな種類の桜がある中に、1本淡くピンク満開に咲いた樹があった。そこで湧き出たフレーズが『まるで造花みたいに見事』というもの。自分を疑ってしまう。
追記。裏側だけでは片手落ちかと思いなおし、数日後に開ききった花を正面から撮ったのを出すことにした。色が薄くなってしまったが、裏表とも中心線の青だけはくっきり残している。何だか勝手に画像位置が移動してしまう。どういう現象なのだろう。苦肉の策で場当たり対処をしてみた。
確か小3か4のとき、球根とそれを押さえる部品とコップが一緒になった水栽培キットを学校で配られて栽培したのですが、球根が腐っておしまいという結果だったと記憶しています
やっとヒヤシンスと認識した状態で花を見ることができました
ありがとうございます
>こういう感じの色、私は好きです
面白い色合いでしょう?
陶器みたいでもあるし、パジャマの柄みたいでもある感じ。
ちょっとイレギュラーですが、ヒヤシンスもどき・・・ってことでご理解下さい。
ひャしんのすけ・・・
お花のデーターが少なくて、奥深く想像力が
届きません。
さすがとんびさん、花や木々や「花鳥風月」に
語彙が豊富だこと感動します。
ボクが思い出す花と言えば、梯梧・グラジオラス(トッピン)・あかばなー(ハイビスカス)・ガーベラ・矢車草・椿・バラ・・・ダリアやチューリップは絵本の中、そんな感じで・・・それから
彼岸花を曼珠沙華というんですよね、葉もないところから茎がひゅっと出てきて
花火のように「Bann」と咲くんですよね・・・性格が好きです。
万珠紗華や夏水仙なんかは、葉のあるときは花がなく、花があるときは葉っぱが全くないという奇妙な花ですよね。
『葉見ず花見ず』なんていいますが、万珠紗華は葉っぱはどれなのか知りません。少し関心があるか自分の身近にないと、そういうものは判りませんよね。
私が一般的な男連中より少しだけ花に詳しいのは、成長途中で周りに男があまり居なくて女が多かったからです。
そうして花の名前を知らないと言われては馬鹿にされてきたのでした。