鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ナナホシテントウの後ろ羽

2017年11月13日 01時00分00秒 | 

テニスコートのベンチ手すり(鋳物製)から飛び立とうとしてシュミーズのような『後ろ羽』を出した瞬間

科学雑誌に載っていた、テントウムシの後ろ羽の収納方法に関する記事を、一ヶ月ほど前に偶然読んだ。
甲虫は甲(かぶと)に相当する硬い『さや羽』と、羽ばたくための後ろ羽がある。
さや羽は広げているだけで飛行中は動かさないけれど、それなりに浮力を得る働きをしているのだろう。
大きく広げられた透ける飛行羽(そんな言い方があるかどうかは知らない)は目を奪うような意外性があって、飛ぼうと構えた時には飛び立つまで見とれることが多い。
後ろ羽を収納する時には畳みながら、さや羽を小刻みに振動させて取り込むそうだ。
この巧妙なメカニズムが人工衛星のアンテナなどに応用されるだろうとのことだった。
コメント (4)
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