今なにしてる         (トミーのリペイント別館)

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世の中御用納めPEN-EE-3の巻

2016年12月28日 20時18分47秒 | ブログ

今日28日は御用納めの企業が多かったようですね。太平洋側は元日までは晴天が続く予報ですが、今日も風が冷たかったですね。私の方はボチボチと作業はして行く予定です。で、PENもEE系はメンテナンスご依頼は少ないですが、EE-3は1973年の発売ですね。シリアル№は#55681XXと桁が多く、EE系は大量に販売されたんですね。比較的新しい製品なので、状態の良い個体も多く残っているようです。この個体はシャッターボタンが黒の後期型です。

この頃になると、どこまでコストダウンが出来るかのサンプルのように設計の簡略化が進んでいますね。フィルム押えの板バネは厚いモルトになっています。

 

ホットシューの接点部分の黒樹脂が白化するものが多いです。シューホルダーも平板を折り曲げ加工されたもの。

 

では、すべて分解洗浄をしてから組み立てて行きます。まずはモルトを貼りますが、古いモルトの接着剤が強固で、きれいに取り除くのに手間が掛かりました。

 

後ろは以前のPENの標準設計。スプールの軸受けは真鍮の別部品ですが、手前のEE-3はダイカストに直接軸を嵌合させています。設計寿命まで持てばよいという判断でしょう。

 

従来は巻上げダイヤルと別部品のギヤは一体モールドです。スプールギヤの樹脂化はPEN-S3.5の中期から使われています。

 

少ない部品点数でよく考えられた駒数ユニットですが、本来は留めネジ3本の設計が2本に省略されています。

 

レンズにはカビが多いですね。この種類のカビは殆ど清掃出来ます。

 

 

後玉も同じようにカビがあります。すへで清掃できれいになりました。

 

 

シャッターユニットの清掃注油をして本体に組み込みます。比較的新しいためセレンは良好です。

 

EE精度を点検します。感度低下は無く良好でした。

 

 

元箱はうちの資料用ですが、初期のEEなどに比べて簡単な箱になっちゃいましたよね。取説も冊子ではなく、1枚ものですからね。まぁ、永く生産したメーカーですから、どこまで手を抜い・・元い。コストダウンできるが知り尽くしているんですね。性能的にはフラッシュマチック用の目盛りが追加されるなど使いやすい改良はされています。

http://www.tomys800.sakura.ne.jp/

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