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頑丈ボディーのコニカ Ⅲの巻

2016年12月22日 22時53分25秒 | ブログ

その前にと、今日の午後は古い腕時計のブルースチール針を青焼きをするめのフライパンを作っていました。小さな10型の機械が主ですので、針も短いので、手持ちの30φの真鍮棒からミニ旋盤で削り出しです。肉厚を厚くするのは温度を均一に保持するため。中に切削で出た真鍮の切粉を入れます。これも熱の伝導を安定されるため、でしょうね。時計師さんがやっている方法をパクりました。あとは、取っ手をつける加工をする予定。

で、たまに見ますね。コニカ Ⅲ型。昭和30年前半のカメラだと思いますが、当時のカメラはとにかく頑丈で重い。高級品ですから重さもステータスなんでしょうか。2段巻上げのセルフコッキング。シャッターは作動する時としない時があります。ファインダーは汚れがひどい状態。メンテナンスで何とか復活させようかと・・

シャツターユニットを分離しました。

 

 

チャージ機構のグリスはカラカラの状態。

 

 

シャッターはSEIKOSHA-MXL. レンズはHexanon 48mm f2と明るいレンズ。

 

 

今日は作業が進んでいません。なぜか? シャッターユニットからレンズが外れなかったのでした。通常の手順ではうんともすんともネジが緩みません。それではと、セイコーの時計風防を外す専用工具にレンズの外径に合わせてジュラコン材を旋盤で加工をしてアダプター(白い部分)を作りました。すると1秒でネジは緩みました。やはり工具は大事だわ。

あぁ、シャッターも精工舎だったのね。それなら緩んで当然かもね?。MXLは見慣れた眺め。この頃のシャッターはなんと作りが良いことか・・

 

 完成したシャッターに清掃をしたレンズをセットしてあります。チャージのリンケージの清掃と新しいモリブデングリスを塗布した本体とドッキングします。

 

あぁ、この頃のファインダーはすでにプリズムではなくなっていますね。随分と寂しい眺めのような・・二重像のハーフミラーに注意しながら清掃をしました。

 

フィルムカウンターは順算式でスプロケット軸の真鍮カムによって作動します。接触面にグリスを塗布。

 

縁日物なので、かなり汚れと初期腐食がありましたので、頑張って磨きましたので光ってアンダーに写っています。フィルムカウンター座もピカピカです。

 

細かな部品もすべて磨き出しました。

 

 

巻き上げレバーの作動が重い原因の一つ。底部のリンケージ部もグリス切れでした。すべて清掃をしてグリスアップでスムーズ(でも重い)になりましたかね。

 

黒いライトバリューリングがあるのでリングの幅は狭く操作はし難いかな? マニュアルで操作しなければ良いのか・・指標の色が抜けていたので入れておきます。

 

フィルム室内部はきれいで、あまり使われていませんね。二重像の蒸着は中央部分のみ。

 

縁日物で当初は付属のフィルター狙いで入手したジャンクですが、立派になりましたね。入手価格を聞いたらびっくりしますよ。縁日物恐るべし。

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