Tomuro Blog

お仕事以外の色々なことを気が向いた時に書いています。

ひき続き、江戸東京博物館の魅力!~東京編~

2015-09-23 18:55:45 | ブログ
前回の「江戸編」から館内を歩くこと数ブロックで、
タイムスリップの旅も明治~大正~昭和といった時代に変わってきます。

住むところへのクローズアップもされてきて、
実際に住宅のセットの中に入れたり、団地生活を覗き見ることもできます。



これは明治の頃の台所の様子です。「炊事を行う台所」という語感が漂ってくるようです。



時代が一気に下りますが、昭和の団地の様子です。
このような風景からは
「台所」→「キッチン」に徐々にイメージが変わってきているようにも思えます。
同じ場面を見ても、懐かしく感じたり、まったくよく分からなかったり、
観ている人の年代や立場によっても変わってくるのは楽しいところかと思います。



さて、お部屋変わって現れたのは、
大庭園ですがご想像の通り小さくまとまっております。
いや、大きいのですが、縮尺は小さく、でも圧倒されます。
しかも、主人公はさらにその奥に…



…靴ではありません!大きな建物です。そう、鹿鳴館です。
欧米列強をもてなし、
日本が先進国への仲間に入ろうという努力の具現化した建物です。

展示の仕方が、実は変わっております。
写真でも分かるように、ガラス張りのウィンドウが眼下に広がり、
上から見下ろすようなポジションで観る仕組みになっております。

ここでは1時間に3回アトラクションがありますので、
これはぜひご覧頂きたいところです。
予想外の動きで、「おもてなし」を実際に見ることができます。
鹿鳴館を裏手から見るようなアングルがよろしいかと…

ミニチュアシリーズは、同じ部屋にもまだまだ存在感をアピールしています。



いったいどこでしょうか?東京の繁華街といえば?
答えは銀座です。明治の頃だそうです。
当時は新聞社が数多くこのあたりに事務所を構えており、マスコミの中心だったようです。



一歩入った住宅街(?)もしっかり作りこんでいることに驚きます。
ちょっとした空撮気分も味わえました。



小さいばかりではありませんで、見上げるほどの大きさの展示もありました。
浅草にありました凌雲閣です。エレベーター完備で「雲をしのぐほどの高さ」からのこの名前です。
残念ながら関東大震災で半壊してしまい、解体されました。

関東大震災の後の火災についても、パネルでの展示があり、その凄惨さが伝わります。
「災害は忘れたころにやってくる」というようにも聞きますが、
忘れずに天災への備えを怠らないようにしなくてはなりません。

もちろん、戦争に関しての展示もあります。東京大空襲のあった地でもありますので。
こちらは、人間の起こしてしまうものなので、天災と違い、起こさなくすることはできるはずです。

最後の方では、昭和20年代~2000年代くらいまでの流れをズラッと並べています。

文化的な動きや電化製品、地下鉄および首都高速の延伸度合いなど、
時系列で示されます。一歩一歩で、10年間をひとっ跳びの体験ができます。
自分自身との関わりも出てくる年代となってきますので、懐かしいやらおかしいやら…

なかなか興味をそそられたのは、給食の変遷でした。
ただ、自分自身の記憶と、その展示の年代とのマッチングが、
やや微妙だったのは面白かったです。



そんな中でも「時代のあだ花」的な展示がありました!
「Body-Con」です。日本語のみならず、真面目に英語の説明まで付記されていたのには、
滑稽さを覚えてしまいました。

かなり飛ばし飛ばしでの見学も、ようやくゴールが見えて参りました。
最後には、「お土産屋さん」での散財が待っております。
今回は、閉店間際ということもあり、お土産を購入するには至りませんでしたが、
勢いで買ってしまいそうな魅力のある品々が飾っておりましたことをお伝えしておきます。

外に出れば、もう夕暮れも近く…歩き回った疲れもほどよく、
とても良い一日でございました。





江戸時代と一言でくくるには…いろいろあります。~江戸編~

2015-09-21 19:31:54 | ブログ
世間ではシルバーウィークで、行楽の話題で満載でございます。
しかし、あえて構えず近場での楽しみも素敵な時間の過ごし方のはず。

行って参りました。江戸東京博物館!
2回目の訪問ですが、前回の印象はあまりにも薄く、参考になりません。
2015年3月のリニューアルがどう良くなっているか?乞うご期待です!



アクセスでの最寄りは「両国駅」ですが、
JRと地下鉄の路線により(同じ駅名にも関わらず)、建物へのアプローチが変わってくるのは、
面白いと取るか、分かりにくいと取るかは微妙です。
地下鉄から入りましたが、ややアップダウン(階段とエスカレーター)がありますので、
車椅子などではJR側からが行きやすいように感じました。

さて、展示は6階と5階の二つのフロアに展開されております。
最初は6階に行き、そこから5階に降りる構成です。

まずは「日本橋」を渡るところから、既にお江戸へタイムスリップなイメージです。
(これはリニューアル前も同じような思い出があります。)

江戸時代に、足を踏み入れれば、そこには途端に人だかりが…
小さいけれど大きいスペースが3ヵ所ほど展開されております。

いったいどういうことでしょうか??



今、渡ってきた日本橋の界隈のミニチュアの再現モデルが「鎮座」しております。
本当に、細かく描写されていて、大道芸の瞬間も捉えられます。
これ以外にも、建物裏の生活感あふれる様子など、それはもう隅々まで観ていたらそれだけで…



武家屋敷のミニチュアも、撮り方によっては、本物の建物風に見えるリアリティ!
(自画自賛ですが、本物っぽく見えませんか?!)

江戸時代の「東京」の成り立ちを観ながら、メインの5階へと移動します。
そこには当時の暮らしをできるだけ解りやすくするよう、さまざまな展示が次々と…



これは原寸大の「蝋人形」での展示です。寺子屋の図です。
スケール感が、大きくなったり小さくなったりで翻弄されながら引き込まれていきます。



出版関係の話題として、浮世絵や貸本の話題にも触れておりました。
こんな感じで店先で販売されていたそうです。
つい、先日「写楽」関係の小説を読んでいたので、親近感はタップリでした。
「錦絵」の完成までの工程ごとの説明は、とても興奮できる内容でした!



祭りに関しても焦点を当てていて、またしても大きいのに小さなジオラマの登場です。
(全体の様子はぜひご来場頂いて、驚いて頂きたいものですから、部分部分の画像で失礼致します。)



このように「遊び心」もある展示で、時の経つのを忘れます。



もちろん、そんな「挑発」には、意地になって見つけます。

他にも、このような体験型の「お誘い」は会場の中にけっこうあります。
(例えば、26㎏の肥桶を持ち上げよう!といったノーリフト精神に反するものなど…)

また、毎時20分にはアトラクションが…みたいな展示も数多く、飽きさせない企画が多かったです。



最後に、なかなか素敵な配慮だと思ったのが…
視覚障害の方々のために、触れられる展示のコーナーがあったことです。
写真は、浮世絵を凹凸にして、手で触れてそれが実感できるようにしているものです。
他にも、建物の模型があり、それが触れるようになっているものなど、数点ありました。

視覚障害の方に限らず、車椅子の方も多くいらっしゃっていて、
それはそれで、どなたでも見学できるような配慮は嬉しく感じました。

想像を超える楽しさに、書き足りないことばかりです。
まだまだお伝えしたいので「東京編」に続きます!




本も読んでます

2015-09-19 18:30:58 | 本と雑誌
今日から秋の連休です。
春の、いわゆるゴールデンウィークとは違って、
ちょっと落ち着いている感じではあります。

ここしばらくは運動ネタが続いていたのもありますが、
読書系に少し軸をシフトさせてのご紹介です。



島田荘司氏です。学生の頃にはだいぶ熱狂して読んでいた記憶があります。
非現実的な事件がギリギリのところで辻褄が合っていき、
最後にまとまるあのダイナミズムは、読んでいて楽しかったのは確かです。

いつからか、そういった「仰々しさ」との相性が良くなくなってきたのか、
最近は手に取ることが少なくなっておりました。

正直なところでは、この本も新品を購入した訳ではないのが、
著者に対する今の私の姿勢かもしれません…

「写楽」です。名前は知っています。
その作品も(作品名はともかく)観たことはあります。
ただ、「誰」なのかは謎のままだったことは、うっすらとしか知りませんでした。

それを解き明かしていく内容です。

ミステリーのように「事件」があってその解決を図るのではないのですが、
謎があって、その「真相」に向かって考察していく過程は、ミステリーそのものではあります。

ただ、上巻の半分くらいまでは、やや読むのがきつい展開です。
妙に生々しい描写が多いので、重たい印象です。
後半への布石と見られなくもないのですが、それも読了後に振り返れば…の話です。

そこを乗り切り、舞台が「江戸編」になることで頭の切り替えもでき、
その後の展開はスピードに乗ってくる印象があります。

単純に「写楽」が誰?ということではなく、その背景を考察していくと
根本的な謎が深まってくることとなります。

鎖国と貿易の経済的メリットの話や、徳川幕府の国内政策の性格の違いなど、
ちょっとした経済小説の面も見せながら進んでいきます。



下巻に突入の後は、推理がどんどん展開していきますが、
あるスケジュールの矛盾が壁となって…でもそれは…

と、内容に踏み込み過ぎてもいけません。
個人的には「蔦屋」のプロデューサー魂が、熱く伝わるところが読んでいて気持ち良かったです。

久々に「島田荘司」を堪能しました。クセはありますが、ハマると良い「味」ですよ。

今、写真を撮っていて気が付きましたが、
上下巻を並べると、それは歌舞伎の座が綺麗に完成しました。





効果測定と、その結果…

2015-09-12 18:26:55 | 運動
日差しの気持ち良い土曜日は、しっかりお休みを頂きました。
一週間の疲れを癒し、運動でリフレッシュしております。

例の「腹筋鍛え機」も活用しており、現時点ではこんな感じです。



1回100円の「ゲームセンター」方式で、300円の売り上げを得ております。
到着から4稼働日での300円…
毎日使っているはずなのに、ちょっと計算が合わなくなってきますね~
そのあたりを追及するのが良いかどうかは微妙なので、ここでは置いておきます。

もちろん、これだけではなく、ウォーキングは続けていることのひとつです。
何も考えずにひたすら歩くことは、けっこうスッキリします。

今日は、すれ違った自転車の小学生2名に「こんにちは~」とあいさつされて、
それだけで何だか清々しい気持ちになりました。やっぱりあいさつは大事ですね!



そんな帰宅直後は、こんな様子です。汗でTシャツも色が変わるくらいです。
日差しがあるとはいえ、風の様子などは、どことなく秋の入口の雰囲気はありましたよ~

そして、注目の計測となります。
いつも、ウォーキング&シャワーの後で、ある程度の条件を揃えて量っています。
今回は期待の持てる展開ではありますが、実感的には今ひとつ不安です…



さて、結果発表まではあと数秒のこの瞬間!
…あらやだ!増えてる!
先週の計測より、体重は0.4Kgの増加です。救いは体脂肪率が0.9ポイント減っていることでしょうか。

何だかスカッとしませんね~
まだ3回しか使っていないから、これから!と無理やり気分を変えます。

ただ、このままでは「リベンジ」にも何にもなりませんので、
追加戦力の投入を行います。



4Kgの鉄アレイ!使い古された感じがありますね。
単にサボっていた運動を復活させようという話ですが…
頑張ります!

三日坊主まで、あと一日。

2015-09-09 23:29:20 | 運動
「腹筋鍛え器具」(他の筋肉も鍛えられますが、現時点では腹筋専用)が、
到着してから2日目です。

継続への試練はさっそくと…台風による大雨が自宅までの道を直撃で、
ズボンから靴下から革靴から「冠水」での帰還に気持ちはダウン寸前です。

それでも食事後には気分も変わり、昨日から新設された「指定席」へ!

実はちょっと筋肉痛になっていて、しっかりとできるかどうかの不安はありました。
(筋肉痛になっているくらいなので、効果はあるのだ!という安堵もありました)



ワンポイントでひと工夫を凝らしてみました。
使わなくなったバスマットを敷くだけで、簡易フローリングへのダメージが減らせます。
何も敷かないと、器具の跡が4ヶ所けっこう目立ちます。「賃貸」では危険なサインです!

今までの「何も無し」腹筋では、起き上がるときにお腹を使っている感じですが、
こちらは倒れるときにゆっくり倒れるようにして腹筋を使う感じです。
起き上がるときにはバネがアームを通じて、身体を補助するような動きですので、
それほど腹筋を使っていないように思います。
(起き上がるときも筋肉を使うようにすると、効果はまた違ってくるとは思いますが、
今はまだコツがよく分かりません…)

それでも、ゆっくりと意識して身体を倒していくと…お腹はプルプルぷるぷる、
「腹筋使ってる感」は最高潮ですよ!

起き上がるときの「持ち上げられ感」は、ちょっとしたアトラクションです。
テンションはけっこう上がります!←これは私が単純だからかもしれませんが。



ゲームセンターではありませんが、1回使えば100円を貯金するルールとしました。
楽しみながら資金を回収しましょうかね…あと147回とかそういうレベルですが。

あせらず頑張ります!