Tomuro Blog

お仕事以外の色々なことを気が向いた時に書いています。

ビールによる地方「巡礼」2018(北海道・愛知編)

2018-10-07 19:03:38 | 食・レシピ
久しぶりのこのシリーズとなります。
振り返れば1月27日でした。昨シーズンの最後を飾る報告でした。

ビールによる地方「巡礼」2017(滋賀・栃木編)
https://blog.goo.ne.jp/tomurohiroshi/e/ecc7e2dc5575efcf7b48129e75bbd9b2

47都道府県のそれぞれのお味のビールを限定発売というメーカーの企画に乗って、
全ての地方を巡っていければという楽しみから入りました。
一昨年、去年は限定とはいえ、しっかりと47都道府県を揃えての販売でした。
しかしながら今年は基本的には工場のある地域のみのラインナップとなり、
製造される都道府県がかなり限られる&セットでの購入でないと手に入れにくい、
という状態になってしまいました。
言い訳ではありますが…それでも何とか2か所を追加致しました!



昨年までの奮闘の記録がここにあります。よく残してあったものです。
(捨てるつもりは全くありませんが…)
家族からは若干あきれられておりますが、楽しいのですから仕方ありません。

さて、
2018年、最初の「行き先」はどちらでしょうか?



北の大地、北海道です!
久々のこのアングルからの写真です。
透き通った色味です。「北海道らしい」かどうかは、まだまだ未知数です。
(色味にその土地らしさが表現されるかどうかも、それはまた未知数です)



お飲み物には、それにふさわしいおつまみがあるとなお良いです。
高速道路のSAで購入したおみやげは、まさにこんな時のためのモノ!
本場本物の「骨付鳥」を食べたことがないのに、先んじてこのようなモノ!
許されるのでしょうか…とはいえもうここまできたら食べさせてください!



盛り付けました~見た目は「骨付鳥」とは似てもいないような気がします。
(これも現物を実際に見ていないので、あくまで想像です)

とりあえずビールはグラスに注がれ、おつまみはお皿に落ち着いて、
乾杯までの準備は完了しました。
テンションが上がってきますね~



さっそく「いただきま~す!」
グラスを口に近づけますと、ほのかな香りが鼻の中を通って、
爽やかな感じになります。
よくある「北海道」イメージ(湿気が少なそう)の爽やかさです。

のどごしも爽やかスッキリの味わいですね~
ライトな感じが好みの方にはとても合うと思います。

北海道のお米も使っているのですね~
麦芽100%でないのが吉と出るか凶と出るかですけれど、
このスッキリ感はよろしいかと思います。
あっという間にグラスは乾かされてしまいました…



勢いに乗っての「おかわり」は名古屋、愛知県ですね。
注いだ色合いは、先ほどの北海道より少し濃い目です。
しっかりとした味わいが予想されますが、実際はどうでしょうか?

いただいてみましょう!
おぉ~やはり、しっかりきっちりビールの味わいです。苦味が喉を覆います。



「麦のうまみがぎっしり詰まった」と自分自身で訴えているように、
その特長は力強く感じられました。
原材料も「麦芽、ホップ」とシンプルかつストレートです。
これはこれで美味しいですね~

おつまみ「骨付鳥」が、
けっこうスパイシー&味の濃さを売りにしているように感じられました。
そのため、北海道ではやや力負けな印象を受けましたが、
名古屋はがっちりと受け止めてさらに味わいをプラスするように思えました。
名古屋と言えば「手羽先」のイメージもあるので、
鳥との相性は抜群なのかもしれません。



お楽しみの「ぬり絵」も3年目、
そろそろ蛍光ペンの色のバリエーションも足りなくなってきそうです。
それにしても北海道の大きさには驚かされます。
ぬってもぬっても…インキの減りが怖くなりました。

残念ながら今シーズンは1道1県で終わりそうですが、
視覚のインパクトはそれまでに引けは取らないように思います。

来年もこのシリーズの発売が継続してくれるなら、
コンプリートをぜひ目指したいところです!あと1府8県!

そうめん(瀬戸内レモンVer.)

2018-06-16 19:11:01 | 食・レシピ
高速道路でのSAには、「誘惑」がいっぱいです。
さまざまな商品が「おみやげ」の名の下に、立ち寄った人たちにさまざまな方法で訴えかけます。
衝動買いと言うほどの魅力を感じ無かったのですが、
そのパッケージの不思議さに、つい購入してしまいました。

美味しそうというよりは、いったいどんな風味かしらという不思議です。



「瀬戸内レモンそうめん」とは、ダイレクトな命名です。
パッケージの右肩に「清涼」とも謳われておりますが、お味の想像が難しいですね。
そうめんとレモンの組み合わせの部分が…



食してみないとお味は分かりません!
茹でてみないとそうめんは食べられません!
ということでさっそく茹で始めます。

ビジュアルでは、細麺の中華そばにしか見えないのですが…
そうめんですよね???



そうめんなので茹で上がりまでの時間も短く、
鍋からあげた後、お水で冷やしていきます。

ここでの印象も「冷やし中華始めました~」の見た目です。



盛り付けをしましたが、やっぱりそうめんとは違う雰囲気です。
微妙な視覚のマジックに騙されております。

それでも、実際の物体はそうめんのはずなので、薬味をどうしましょうか?
いわゆる普通のそうめんですと、
七味やわさびでしたり、生姜ですかね~
それとも、紫蘇やネギ(わけぎ)、胡麻といったところでしょうか。
(赤矢印が胡麻です)

初めてのレモンそうめんなので、どれが合うのか謎でございます。



最初のひと口はそうめんのみで、つゆに着けて、
いただきます!でした。
見た目と味覚のギャップに頭の中は少し混乱します。
冷やし中華ではなく、レモン!でもなく、普通のそうめんのお味…
レモンはどこに?

後味にその爽やかさが隠れているような、そうでないような…
サッパリしていて食べやすい感じはします。
これが「清涼」ということなのでしょうか。

ただ、予想よりもレモン感はありませんので拍子抜けな気分ではあります。

薬味のどれが適切かは…ご想像におまかせ致します。
ごちそうさまでした!

パスタは好きですか?

2018-03-10 18:59:40 | 食・レシピ
輸入食品やちょっと珍しいお酒、あまり見ることの無い食材を扱っているお店。
行ってみたことはありますか?
目新しいモノやこんなモノまで売っているんだ~とけっこう楽しめました。

レトルトのパスタソースも種類が豊富で、まずはその味付けの多彩さに驚きました。
定番と言えるモノから、奇をてらったモノまでいろいろと…

そんな中で手に取った逸品は、味もそうなのですが、気になるところがちらほらと。



まず、箱に入っておりません。レトルトパックそのままで、簡易包装ということでしょうか。
デザインも地味めで、あっさりとしています。
これで消費者へのアピールになるのでしょうか?疑問が残ります。

さらに目を転じれば、下の方に驚きの単語が!
「レストラン用」
おっと、業務用のようです。そうなら箱も要りませんし、デザインは二の次というスタンスにも納得です。
お味で勝負というところでしょうね。

しかも91円(税抜)と値札にあります。かなりのリーズナブル感です。美味しいのかしら?

確かめるべく、さっそく作ってみましょう!
といっても、パスタの麺を準備して、レトルトをお湯にて温めるだけです。
私でもできます。
それにしても温め時間も1~2分と思ったより短めで「お店」向けなのでしょうか。



お皿にパスタを盛り付けて、そこに温まったソースをかけます。
具材のきのこの形がしっかりしています。こういうところは「本物志向」な感じですね~
ソースをかけて終わりではなく、しっかり絡めて完成形でしょう。
まんべんなくパスタ全体にいきわたるように和えてみると…



できあがりです!どうでしょう…
明太子のツブツブ感が見た目にも残って、きのこの存在感もあり、美味しそうな雰囲気です。
実際に食べてみれば、
クリームでマイルドになりながらも明太子はちゃんと主張していて、
そこにきのこが絡んでくる美味しさでした。
レトルトのパスタソースとしては非常に美味しく、完成度の高いものに思えました。

しかしながらゆっくり考えてみますと、これが仮に本来の目的に沿って、
レストランにて給仕されているとしたら…なかなか残念な気持ちになります。
パスタソースはそのお店で作っていて欲しいという願望が、崩されていく瞬間です。

お安い居酒屋でのフライドポテトや唐揚げは、おそらくそこでは調理されていないだろうと思ってしまいます。
それはそれで仕方ないことだと何となく納得できるのですが、
ちょっと小洒落たパスタ屋さんのランチパスタが実は91円(税抜)のソース…
サラダとお飲み物が付いて880円です。と、そういう現実は知りたくないような気もします。

と、ここで新事実が舞い込んで参りました!
91円と思っていたのですが、実際には191円でした(レシート調べ)。
…だからといって何の問題解決にもなりませんし、
「値札の表記はどうだったのか」「200円弱ならお店で使っても良いのでは」と様々な思いが頭の中を交錯します。

それと単純に、
自宅の食事に191円のレトルトソースはやや高いと思ってしまいました。
残念!

美味しかったのですが、心にはモヤモヤの残るお食事となりました。

お祝いはちゃんと企画すると楽しいです

2018-02-24 19:35:08 | 食・レシピ
本日はとある記念日ですので、改めての「お食事会」を企画致しました。
ここ数年は「なあなあ」で済ましてしまうことも多かったので、
ちゃんとネットで調べて予約を取っております。
(ネットですと実際の雰囲気や味が分からないので不安要素はありますが)



やはりネットで地図を確認しながら到着です。こういうところはものすごく便利になりましたものです。
お店構えは、どうでしょう…築年数が経っている「昔ながら」と言えばよいでしょうか。

それでも、中に入ると和風で小ぎれいな内装ではありまして一安心です。



掘りごたつ風の個室に案内されました。
あまり広くはありませんが、
そこがまた「隠れ家」のようなイメージを与えてくれます。

そこから見える中庭風の景色です。
手水鉢のようなオブジェには水が流れていて素敵です。
奥にもお座敷の区画があり、
このオブジェは共通で見えるようになっている建物のレイアウトです。



ランチですのでお手頃とはいえ、普段の昼食よりはかなりの奮発でございます。
こちらのお店はすき焼きが有名でして、ご注文もそれに沿って進みました。

すき焼きをお店で食べるのなんて、何年振りのことでしょうか。
ひょっとしたら10年単位になってしまうかもしれません。
期待と不安が胸中に広がります。

しかも「すき焼きのおいしい作り方」が書かれている資料(?)がメニューに添付されています。
これは熟読しなくてはなりませんね~
「割下は焦げやすいので、火力は中~弱で絶対に強にはしない」…なるほど
「最初はお肉の表面を10~15秒、その後裏面をやはり10~15秒だけ焼くイメージで」…煮込む訳ではないのか
「最初はお肉だけが一番おいしいです。野菜は後から」…は~そういうもの?
などなど、けっこう詳しく書かれており、難しそうな美味しそうな展開です。



ひとしきりすき焼きの食べ方をお勉強していると、そこにお飲み物が到着です。
ランチではありますが、お祝いなのでこのような…
(もう少しだけ注いでいてもらえると嬉しい、器の小さい心持ち)



あ、あれ?
旅館の夕食鍋にありそうな物体が運ばれて参りました。

こ、これが?
肝心のすき焼き鍋でございます。
固形燃料は火を点ければオートで燃焼!野菜は既に鍋の中にスタンバイ!

先ほど学習した知識が頭の中を巡っております。
「火力は中~弱」「最初はお肉だけ」「10~15秒だけ焼くイメージ」
それら全てを吹き飛ばすにはピッタリの情景でした。
きっと、夜の本格的なコースでは先ほどの食べ方なのでしょう。
きっと、こういうランチスタイルでも美味しいはずです。
(そもそも、すき焼きとはこんなイメージです。グツグツ煮ましょう!)



ランチの構成はこのような感じです。
お肉は豚ロースと牛ももおよび牛ロースです。
そこにお造りとサラダ、香の物とご飯です。うどんと卵はすき焼き用ですね。

ご飯とうどんと卵はお代わり自由というルールでございます。

やはりすき焼きは美味しい!その一言に尽きますね~
お肉の甘味と割下との相性が良かったです。とろける感を堪能できました。
お野菜も葱の食感や舞茸の存在感はしっかりしています。



美味しくお肉を頂いた後は、〆のうどんに参りましょう!
ほどよく割下にお肉の味が染みこんできているところに、
粉もののうどんを投入です!そのうどんに割下が徐々にしみていきます。

熱々の状態を保ちつつ、美味しく頂きました。極楽でございます。

今回のお食事ですが、基本的には大満足ではございました。
ただ、固形燃料なので、しばらくすると消えてしまうことが簡単に予想できます。
自然と、食べるペース配分は「前倒し」になってしまいますね~
ゆっくりと味わうというよりは、少し心に余裕のないお食事になりがちでした。
そこだけは残念でございました。
(割下や固形燃料の追加もできますので、ゆっくり食べても問題無いことは判明しました。
が、初回ですとなかなか分かりにくいところはありますね)



予約の際に「記念日」的なコメントを伝えておきましたら、
アイスのサービスがありました。嬉しいお心遣いでございます。

レモンの果実感のある、甘さ控えめで口中もさっぱりとなるデザートでございました。

とても良いランチでのお祝いとなりました!
ありがとうございました。

地ビールの楽しみ方

2018-02-04 20:00:11 | 食・レシピ
去年、妹から贈られたセットがありまして、
どれもこれも個性的なラベルをしておりましたものですから、
迷いにまよってしまい、いたずらに月日ばかりが経ってしまいました。

全国各地の地ビールセットです。
季節が冬になったこともありまして、ちょっと疎遠ではございました。
そうこうしている間に…



ついにやってしまいました。賞味期限越えでございます。
しかも昨日ではないですか!!!
少し前にも同じような経験をしたような…学習能力が無いのかしら???

とはいえ、捨ててしまうのも勿体ありませんので、いただいてみましょう。



これがその一日遅れのビールでございます。
「熊野古道麦酒」ですね~



色合いはこのような感じです。少し濃い目な印象を受けます。
香りはありますが、
本来のポテンシャルが出し切れているかどうかは微妙です。
なぜならそれは正式に保証されている期間が昨日までだからです…

お味は…不味くはないです。
美味しいかどうかは、一生懸命考えました。

1) 一度知ってしまった「賞味期限切れ」という先入観のインプット。
2) 熊野古道とビールのつながりが、いまひとつ理解できていない。
3) 「最強寒波」などと、ここ最近繰り返し見聞きしているビール向きではない陽気。

そういった条件をはねのけて感じられる美味しさかどうか…考えました。
考えても考えても、答えは出てきません。迷うばかりです。

そういうときは、生産者の「想い」を読み取れば答えがあるのではないかと思いました。
「これを作りたい」という熱意が伝わればきっと美味しく感じられるはず!
「熊野古道」と「ビール」をつなげる何かがきっとあるはず!
味わい、色合い、香り、このビールを構成する全てが熊野古道につながっている!

そんな説明があるはずと、期待しました。
缶の裏にはしっかりとそれらしき長文がしたためられております。
ちょっと細かい字ではありまして、ピントが合いにくいのはご容赦を。
読んでみましょう!



分かったような分からないような…脱力感はありますね。

こっそり表のラベルには「古代米 黒米 使用」とあり、
気になる文言ではありながらも、これについての言及は全くありません。

微妙な気持ちを抱きつつ、いただきました。



続いては、小樽へ飛びます!
注いでの泡立ちが気持ち良く、
こういうところも賞味期限との関連があるのかしら、と思ってみたりしました。

コンセプトは英語でのご説明です。
ニュアンスくらいしか読み取れないワタクシ…香りを楽しんで欲しいという感じでしょうか。
実際には、爽やかな味わいとホップの香りが良かったです。

それにしても、
寒い中でのビールはいずれの銘柄でも不利に働くことが分かりました。
地ビールは個性的なので「合う合わない」が出てきやすいことも分かりました。

たかがビール、されどビール、いろいろありますね~
単純に、冬ならお部屋をガンガンに暖めての一杯が良いかもしれません。
それと、入手したらお早めにいただくことでしょうかね!