TRPGはじめて物語

TRPGのプレイレポートやゲーム、アニメなど気になったことや感想などを独断と偏見でのたれ書いたもの

Fate/Grand Order

2017年01月11日 07時58分19秒 | Fate/Grand Order

「……」

「どうしたんだい?英雄辞典なんて眺めて……」

「また、コアな英霊話がやりたいなぁと思ってね」

「やればいいじゃないか……」

「メンバーが集まらないんで、どうしようかと思ってね……」

「それもそうだねぇ……じゃあ、今いる中からリザーバーを捻出したらどうだい?

アンデルセンやシェークスピアあたりはどうだい?」

「彼らは彼らの中で完結してるよ。

自分のキャラクターに愛はあるけど……

英雄に興味はなさそうだ……」

「そうだねぇ……同じ理由でナーサリー・ライムやジャックはダメ……

他も色々癖があって偏りそうだねぇ……

エミヤくんはどうだい?」

「……悪くはないんですけど、馬鹿騒ぎに付き合ってくれなさそうで……」

「なるほど、ネタに走らないか……」

「ダ・ヴィンチちゃんだって、ヨーロッパ……イタリア、ローマ以外の英霊を紹介するのは抵抗あるんじゃない?」

「まあ、そうだね……近かったぶん思い入れはあるか……

君みたいな毒電波やロマンのゆるヲタ気質に付き合ってくれそうな奇特な人間は、少ないだろうね……」

「だから、適当なのを召喚しようと思ってね……誰がいいかなぁ〜」

「天竺徳兵衛?」

「ジョシュア・ノートン……」

「森宗意軒……」

「ジャック・チャーチル」

「なかなかいないものだね……」

「もう、適当にやってみようかな……へそくりの呼符使って!

素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。
祖には我が大師シュバインオーグ。
降り立つ風には壁を。
四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。

閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する

―――――Anfang(セット)。
――――――――――――
――――――――――――
――――――――――――
――――――――告げる。
――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。

誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。

※されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。
※汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者――。

汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」

「……だれ!?」



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