気ままに風の跡 by樋口友治郎

日々は風のごとく吹き抜けてしまうから、そんな風の跡を刻んでいきたい。気ままに綴る詩ブログ。 

闇の間に間に

2017-01-25 20:50:00 | 詩歌


なにもかもが 遠ざかっていく
まるで一人 取り残されたまま
傷む追憶の断片が巻き戻されるたび

押し寄せる孤独の影を
優しく抱きしめようと
誰の目も届かぬところまで

闇の間に間に 蒼白い月が
吹雪きの中を泳いでく


よくもまあ ここまで来れたもんだ
今となっては当たり前の過去も
言葉では説明できない事だらけだ

目も開けられない吹雪の夜
ここがどこかも分からずに
ただ蒼白い月を すがる思いで

気づかないままに逸れた真意も
闇の間に間を遡上していく


こんな吹雪の夜にだけ垣間見えた
蒼白い月の鈍い光

この闇の間に間に 消えては現れる
心もとない光だけど
あれが明日への道しるべ


闇の間に間に 蒼白い月が
吹雪きの中を泳いでく








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