長崎県職員の昼食事情激変 『〝弁当難民〟』
新庁舎移転に訪ねる市民が増え「うれしい悲鳴」食堂は市民に大人気で賑わう
食堂は見学などで訪ねた市民に人気。かつて庁舎外の店で食べた職員も弁当を求める傾向になり、時折「弁当難民」を生み出している。
「『弁当難民』が出ている」「勘弁して」と不満を抱く職員も。販売される弁当は職員間の“争奪戦”で早々に売り切れる。
“フライング”は不思議でもない。
7日午前11時59分。行政棟3階のエレベーター付近の弁当販売所に現れた一番乗りの購入者は、ある課長級職員。
正午のチャイムが鳴ると大勢の早歩きの足音が響き、あっという間に長蛇の列に。弁当は飛ぶように売れた。
2階のコンビニに遠い5、6階の販売所はさらに早く売り切れ。午後0時15分には業者の姿も消えていた。
コンビニも同0時半すぎには弁当が減り、店員は「だいたい1時前になくなります」。
パンやおにぎりをじっと見つめたり、カップ麺を買い求める職員の姿が散見された。
『なぜ県庁の昼食事情は変わったのか』
かつて庁舎外の店で食べた職員も弁当を求める傾向になり、時折「弁当難民」を生み出している。
昼休みに外食する職員が減ったことが挙げられる。
県が旧庁舎時代の昨夏に職員637人から回答を得たアンケートで、昼食は「家庭から弁当持参」281人(44%)が最多。
「庁舎内の廊下で業者から弁当を購入」が177人(28%)と続いた。
注目すべきは3番目に「庁舎外の店で食べる」が113人(18%)いたこと。
新庁舎そばに飲食店はなく、昼食時に混み合う「アミュプラザ長崎」まで足を延ばす職員は少ない
県は今月中にも弁当の購入状況などを調査。状況によって新年度から運用を見直す可能性があるという。
旧庁舎時の平均販売数を参考に「1業者の1日の販売は最大40食まで」と制限した。
9業者いるため総数は最大360食。食堂の利用促進に配慮した面もあるが、業者から「もっと弁当を売って、という思いは職員さんにあるのでは」との声も聞かれる。
新庁舎移転に訪ねる市民が増え「うれしい悲鳴」食堂は市民に大人気で賑わう
食堂は見学などで訪ねた市民に人気。かつて庁舎外の店で食べた職員も弁当を求める傾向になり、時折「弁当難民」を生み出している。
「『弁当難民』が出ている」「勘弁して」と不満を抱く職員も。販売される弁当は職員間の“争奪戦”で早々に売り切れる。
“フライング”は不思議でもない。
7日午前11時59分。行政棟3階のエレベーター付近の弁当販売所に現れた一番乗りの購入者は、ある課長級職員。
正午のチャイムが鳴ると大勢の早歩きの足音が響き、あっという間に長蛇の列に。弁当は飛ぶように売れた。
2階のコンビニに遠い5、6階の販売所はさらに早く売り切れ。午後0時15分には業者の姿も消えていた。
コンビニも同0時半すぎには弁当が減り、店員は「だいたい1時前になくなります」。
パンやおにぎりをじっと見つめたり、カップ麺を買い求める職員の姿が散見された。
『なぜ県庁の昼食事情は変わったのか』
かつて庁舎外の店で食べた職員も弁当を求める傾向になり、時折「弁当難民」を生み出している。
昼休みに外食する職員が減ったことが挙げられる。
県が旧庁舎時代の昨夏に職員637人から回答を得たアンケートで、昼食は「家庭から弁当持参」281人(44%)が最多。
「庁舎内の廊下で業者から弁当を購入」が177人(28%)と続いた。
注目すべきは3番目に「庁舎外の店で食べる」が113人(18%)いたこと。
新庁舎そばに飲食店はなく、昼食時に混み合う「アミュプラザ長崎」まで足を延ばす職員は少ない
県は今月中にも弁当の購入状況などを調査。状況によって新年度から運用を見直す可能性があるという。
旧庁舎時の平均販売数を参考に「1業者の1日の販売は最大40食まで」と制限した。
9業者いるため総数は最大360食。食堂の利用促進に配慮した面もあるが、業者から「もっと弁当を売って、という思いは職員さんにあるのでは」との声も聞かれる。