智也と駿~~~月魚となみのコラボ

大宮+櫻葉のスピンオフ、2次元BL
腐+気象系なまものに理解のない方は入室禁止
智也~月魚~灰色、駿~なみ~青色

お読みいただく前に

非常に腐ってますので、嫌いな方は入室しないでください。18歳未満の方も、激しい表現がありますのでUターンして自分の遊び場へお戻りください。ここはBLに理解ある大人の部屋です。それをきちんとご理解の上で、どうぞお楽しみください。コメ返は致しませんので、ご了承ください。by月魚となみ。

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智也と駿その後の二人  25  最終回

2015-03-16 00:00:00 | 智也と駿 
黄色ーニノ

赤ー翔ちゃん




お腹いっぱいになった頃、颯太がでっかい箱をよいしょって運んで来て、
「ブロックやろうよー」
にぱっと笑って、俺とリーダーの間に座った。
「おっ、懐かし」
リーダーの顔も耀く。
俺は笑って、
「このオジサンは、こう言うの得意だぞ」
リーダーの肩に手を置いて颯太を見つめた。
「ぼくもとくいだよ。パパとしゅんくんが、すごいすごいって ほめてくれたもん」
颯太が鼻を鳴らして胸を反らす。
「へぇ…じゃあ対決な」
「うん!」
「じゃあ おーのさん、よろしく」
「俺かよ」
リーダーが俺を小突いて、でも楽しそうにブロックを手に取った。
「あ、俺もやりたい」
相葉さんが横から手を伸ばすから、
「あなたには無理」
言い切ってやると、
「なんでだよ! 俺だって子供の時やったし」
相葉さんはムキになってブロックの箱を引き寄せた。
そんな俺たちに、
「みんなでできるよ。いっぱいあるから、ケンカしないの」
颯太が手を休めずに、口を尖らせて言った。
「だよな、颯太。ニノは意地悪だよな」
「いじわるは きらい… 」
「意地悪なんてしてないよ」
慌ててそう言うと、
「ほら、いっこできた」
颯太が顔を上げ、ブロックで出来た猫を手の上に乗せて見せた。

「え、もう?」
そこにいた全員が目をぱちくりさせる。
「ウソ… 出来たのが入ってたの?」
相葉さんが箱の中を確かめてると、
「まーくん、颯太にはたぶん誰も敵わないよ」
駿くんが少し離れた場所からそう言って笑った。
その顔が、完全に親バカのニヤけ方。

「すげぇ…」
感嘆してるリーダー。
翔ちゃんも颯太の作った猫を手に取ってマジマジ見つめてる。
「ちょ、コレ、どうやって作ったの?」
相葉さんが真顔で聞くと、
「これはねー… あれ、パパは?」
説明しかけた颯太が急に部屋の中を見回した。
そう言えば、さっきから智也の声がしない…
そう思って、一緒になって探すと、部屋の隅の、ソファーの陰で丸くなって眠ってる智也の背中が見えた。

「パパねてる…」
颯太は智也の顔に自分の顔を近づけてそう囁いた。
それから急に立ち上がって、パタパタと走って奥の部屋に消えた。
「颯太?」
駿くんが腰を浮かせて颯太を目で追うと、彼はすぐに部屋から出てきて、また智也のそばに座った。
その手には毛布がぎゅつと握られている。

「カゼひきますよー」
母親のような口調で颯太が言うから、俺たちは一斉に吹き出した。
颯太が小さな手で一生懸命毛布を広げ、智也をそれで包もうとしてる。
駿くんがさっと寄り添って、颯太を手伝う。

二人とも、大事なものを守る男の顔。

俺はリーダーと顔を見合わせ、幸せな気持ちで、彼の肩に頭を預けた。

男ばっかり7人。

でも間違いなく俺たちは家族。

このあったかい気持ちは、きっとこれからも続いて行くだろう。

リーダーが俺の手を取って、ぎゅっと握った。











眠ってしまった智也を見守る駿の顔が、俺の大好きな雅紀の顔と重なり隣にいる雅紀の顔に目をやった。

雅紀も自分の息子の成長に思い出すことが沢山あるようで、そっと胸に手を当てた。
俺はそんな彼の肩に手をやって、
「いい男になった」小さな声で囁いた。
何も言わずにうんと頷く雅紀。

ニノとリーダーも3人の様子を手を繋いで見つめてる。

すると、颯太がこっちを向いて
「ぱぱが ねちゃったから、みんなしずかにしてね」
とブロックの前に座った。

俺は「智也も寝ちゃったし、帰るか?」雅紀に言ったけれど
颯太が「ねこができるまで かえっちゃだめ」俺達に手招きする。
俺と雅紀は顔を見合わせて「じゃ、一個作って帰ろう」
リーダーもニノも俺達と同じようにブロックを囲んで、輪になって座った。

駿は、颯太の後ろに座ると、颯太をひょいっと抱いて、自分の胡座の上に座らせ
「さー、誰が一番上手かな」って笑ってる。

すると、リーダーが「これ面白い」猫を変形させてあっと言う間にライオンを作った。
ニノは「どうすんだ?」リーダーに教えてもらってる。

雅紀も俺も颯太の作ったのを見て、真似しようとするけれど
全くわからず、二人で頭を付き合わせて考え込んでしまった。

「うーん、このピースはここでしょ?」
「いやいや、これが先」

そんな俺達の隣でリーダーが
「ほら、この色を変えれば、トラになるんじゃないの?」
と言いながら、トラを作ってる。リーダーはやっぱりすごい。
「リーダー、待ってって、俺まだ猫も出来てないんだよ」
ニノがリーダーに助けを求めてる。

大人4人がブロックに集中して。。。。

「これが、ここに入って。。。。」
「できたじゃん」
「やった。颯太出来たよ」

「颯太?」
俺が颯太と駿がいた方に顔を向けると颯太は智也の布団に入り込んで眠ってる。
その二人を大きく包み込むように、駿は大きく手を伸ばして二人を抱きしめて眠ってる。

俺の視線を感じてニノもリーダーもそっちに顔を動かし
「ねちゃった」小さな声で言った。

「ほんと、いつの間に」
雅紀も優しい顔をしてる。

「すっかり家族だな」俺が呟くとみんな頷いた。

3人の姿を見つめるニノとリーダーの脳裏には
きっと自分たちが子育てをしていたころのことが浮かんでるはず。
二人は互いの手をぎゅっと握りしめて、智也そっくりの颯太の寝顔をじっと見つめてた。


雅紀と俺はこんな小さな子を育てたことはないけれど
あの駿がこうして父親になってることに、自分たちは間違ってなかったって胸が熱くなった。
沢山悩んだけれど、一杯愛情を掛けて
本気でぶつかって、自分たちの全身全霊を掛けて駿と生活したあの日々が
次の人間に受け継がれて行くんだ。。。なんて考えてしまってた。

雅紀と俺の愛が、駿に伝わって
それが智也に、そして、颯太に。。。


うん。

これが、俺の求めてたものなんだ。


そういえば、昔智也が
「駿くんと一緒の職場で仕事をして、結婚して、養子をもらって、子どもをアイドルにしたい」なんて言ってたなって思い出した。
その夢が一つずつ叶ってる、智也は自分の道を自分でちゃんと作って歩いてる。
そして、それが駿の幸せでもあるから、二人はもう何があっても大丈夫。
俺達みたいに。。。
リーダーとニノみたいに。。。。


すると、リーダーが自分の隣に飾ってあった七夕の笹に手を伸ばした。
ニノが「もう七夕かぁー。智也もまた一つ歳を取るな」と呟いた。
リーダーはそこに飾ってある、短冊を一つずつ見て、
最後の短冊で手を止めると「あはは」大きな声で笑って、口を慌てて塞いだ。

ニノがリーダーの見ていたのを「何?」とひょいっと覗き込んでからぷっと吹き出して、手の甲で自分の口を押さえた。
そして「これ見て、将来有望だよ」その短冊を俺達の方に見えるようにしてくれた。

そこには智也の達筆な字で誇らしげに
『あらしになりたい。そうた』って書いてあった。

「あはは」俺も大きな声で笑って、はっと口を塞いだ。

すると、隣の雅紀が「ふふ、アイドル英才教育してやろう」小さな声で呟いた。
ニノも「颯太なら、俺達を超えるぞ」と笑ってる。


俺はこのとき改めて、まだまだ俺達は智也と駿と、そして颯太の前を走る人間でありたいと思った。


俺達5人はこれからも、かっこよくありたい
颯太がずっと憧れてくれるようなアイドルでいないとね。

俺は「よし、いつまでもアイドルでいような」と言うと3人も大きく頷いた。
きっと松潤も賛成してくれる。

「颯太が大きくなるまで、アイドルか。。。大変だな」ニノが呟く。
「ニノは、変わらないからいいよ」リーダーがぽんとニノを叩いた。

「翔ちゃんも、いつまでもかっこいいもんね」
「雅紀だって、スーパーアイドルだもん」

すると、俺達の目の前で颯太がごろんと寝返りを打った。
眠りながらも智也は颯太の布団を直し、駿は腕に力を入れて、3人を引き寄せる。

きっと颯太も優しくて、いい子に育つ。
この一瞬の3人の姿を見てそう確信した。


この3人はもう家族。
そして、血のつながった家族よりも濃くて、愛し合って、想い合ってる。

継ぎ接ぎだから強くなるし。
当たり前じゃないから優しくなれるんだ。

この3人の未来には幸せしか見えない。何が起こったって、笑顔で乗り越えられるはず。

俺は雅紀の手を握り「帰ろうか」と言った。
「そうだね」温かな笑顔の雅紀。

ニノも「帰りましょう」リーダーの腕に腕を絡め
「うん」リーダーもニノにもたれかかった。

俺達は起こさないように帰り支度をし、
俺は最後に部屋を少し暗くして、床で一塊になって眠る智也と駿と颯太を振り返った。
3人は、まるで同じ夢をみてるみたいに、柔らかな顔で微笑んで眠ってる。
俺は何を夢見てるんだかって、くすっと笑ってからゆっくりドアを閉めようとすると

ニノも、リーダーも、雅紀も覗き込むようにして部屋の中を見て、彼らの姿を自分たちの目に焼き付けようとしている。

「素敵な家族。。。」
呟く俺の言葉にみんな目尻を下げて静かに頷いてから、愛情一杯の親の顔で微笑んだ。


かちり

ドアを閉めた。





おやすみ。。。。


智也と駿。。。。

そして、ちいさな颯太。。。












~~~ fin ~~~















これでほんとの終わりです。





彼らの長いお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。


山あり谷ありでしたが、
でも、これからは素敵な家族になってくれるはずです。


彼らの未来に幸あれ。

皆さんの未来に幸あれ。














智也と駿へ

長い間一緒に遊んでくれてありがとう。

これからもずっと家族一緒にお幸せにね。

本当に楽しかったよ。


バイバイ







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