(原題:龍虎門/DRAGON TIGER GATE)
【2006年・香港】試写会で鑑賞(★★★★☆)
香港で35年以上愛され続けている国民的コミック「龍虎門」を映像化したアクション映画。
親と生き別れ、行き場を失くした子供たちが流れ着く道場【龍虎門】。ここで生まれ育ったタイガー・ウォン(ニコラス・ツェー)は、昔生き別れとなった兄から教えられた『武術は正義を守るためにある』という言葉を守り、龍虎門の兄貴分として頭角を現していた。ある日、仲間たちとレストランで食事をしていたタイガーは、無作法なチンピラに腹を立て、いつものごとく彼らを秒殺する。だが、そのチンピラは秘密結社【江湖】の一味だった。あっという間にギャングに取り囲まれるタイガー。そして、そのギャングの中に、一人だけ異彩を放つ男ドラゴン・ウォン(ドニー・イェン)がいた。初めて自分の技を軽々とかわされ、タイガーはドラゴンの力に圧倒されるが、何故かドラゴンは止めを刺さずにその場を立ち去る。後日、タイガーはまたも江湖一味に襲われる。そこへドラゴンも現れるが、毒を使った卑怯なやり口に江湖一味と一戦を交えることになる。たまたまその場に居合わせたヌンチャク使いのターボ・セック(ショーン・ユー)も乱闘に巻き込まれることになる。ドラゴンとターボの加勢で江湖一味を撃退。ドラゴンが去った後には、タイガーが慕っていた兄が昔身につけていた翡翠のペンダントが残されていた。卑劣な江湖に属するドラゴンが兄だったということを知り、ショックを受けるタイガー。一方ドラゴンも悪のために働いている自分に葛藤を覚えていた。ある日、江湖のボス・マーは、娘シャオリン(ドン・ジェ)との平穏な生活のため、アジア一の巨大犯罪組織【羅刹門】との関係を解消し、引退を表明する。それを知った羅刹門のボス・シブミは激怒し、マーを虐殺。マーを守ろうとし重傷を負ったドラゴンは、妹同然のシャオリンをタイガーの元に預け、復讐のためにその場を去る。タイガーもまたターボと共に羅刹門との闘いを誓うが、師ウォン・ホンロン(ユエン・ワー)を惨殺され、龍虎門の看板を奪われてしまう…。
もうただひたすらアクションを楽しむための作品。
その凄さにただただ天晴!
日本の配給会社はこれをヤンク・アクションと定着させたい模様。
元ネタは、日本でのイメージソングを唄う気志團の音楽を、ヤンク・ロックと言っている所から。
ヤンクはヤンキーとパンクを掛け合わせた造語。
ヤンキーもパンクもこの映画に全然そぐわないんだけどね(苦笑)。
アクション監督も務めるドニー・イェンのアクションは、完璧なまでに凄すぎます。
あれで43歳なんて…。
ともやよりも年上なのに、あの肉体、あの動き。
ニコラス・ツェーも冒頭から痺れるアクションを見せてくれます。
「PROMISE」「香港国際警察/NEW POLICE STORY」「エンター・ザ・フェニックス」「鉄拳高 同級生はケンカ王」などでもアクションは見せてくれていましたが、そんなのが子供だましに思えるほどの激しい動き。
凄い!
格好良い!
そして実は一番心配していたのが、俳優だけではなく歌手としても活躍するショーン・ユー。
過去に「インファナル・アフェア」シリーズ、「頭文字[イニシャル]D THE MOVIE」「ドラゴン・スクワッド」「ブラッディ・レイン」など、格好良い演技は観てきているのだが、カンフーアクションはほとんど無いんですよね。
ただそんな心配が吹き飛ぶほどのアクションを、ショーン・ユーも見せてくれます。
一応、羅刹門の刺客ローザ(リー・シャオラン)とドラゴンとのロマンスなども描かれますが、この3人の超絶的なアクションを堪能できる作品。
さまざまなカット割りで構成されていても、それらの動きが1つの流れとしてスムーズに見られるのは、ドニー・イェンのアクション監督の見せ方の凄いところ。
日本料理店での大乱闘は必見ですよ!
監督はウィルソン・イップ。
アクション監督はドニー・イェン。
2007年4月14日公開
公式HP:かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート
■日本版イメージソング(笑)はこちら
【2006年・香港】試写会で鑑賞(★★★★☆)
香港で35年以上愛され続けている国民的コミック「龍虎門」を映像化したアクション映画。
親と生き別れ、行き場を失くした子供たちが流れ着く道場【龍虎門】。ここで生まれ育ったタイガー・ウォン(ニコラス・ツェー)は、昔生き別れとなった兄から教えられた『武術は正義を守るためにある』という言葉を守り、龍虎門の兄貴分として頭角を現していた。ある日、仲間たちとレストランで食事をしていたタイガーは、無作法なチンピラに腹を立て、いつものごとく彼らを秒殺する。だが、そのチンピラは秘密結社【江湖】の一味だった。あっという間にギャングに取り囲まれるタイガー。そして、そのギャングの中に、一人だけ異彩を放つ男ドラゴン・ウォン(ドニー・イェン)がいた。初めて自分の技を軽々とかわされ、タイガーはドラゴンの力に圧倒されるが、何故かドラゴンは止めを刺さずにその場を立ち去る。後日、タイガーはまたも江湖一味に襲われる。そこへドラゴンも現れるが、毒を使った卑怯なやり口に江湖一味と一戦を交えることになる。たまたまその場に居合わせたヌンチャク使いのターボ・セック(ショーン・ユー)も乱闘に巻き込まれることになる。ドラゴンとターボの加勢で江湖一味を撃退。ドラゴンが去った後には、タイガーが慕っていた兄が昔身につけていた翡翠のペンダントが残されていた。卑劣な江湖に属するドラゴンが兄だったということを知り、ショックを受けるタイガー。一方ドラゴンも悪のために働いている自分に葛藤を覚えていた。ある日、江湖のボス・マーは、娘シャオリン(ドン・ジェ)との平穏な生活のため、アジア一の巨大犯罪組織【羅刹門】との関係を解消し、引退を表明する。それを知った羅刹門のボス・シブミは激怒し、マーを虐殺。マーを守ろうとし重傷を負ったドラゴンは、妹同然のシャオリンをタイガーの元に預け、復讐のためにその場を去る。タイガーもまたターボと共に羅刹門との闘いを誓うが、師ウォン・ホンロン(ユエン・ワー)を惨殺され、龍虎門の看板を奪われてしまう…。
もうただひたすらアクションを楽しむための作品。
その凄さにただただ天晴!
日本の配給会社はこれをヤンク・アクションと定着させたい模様。
元ネタは、日本でのイメージソングを唄う気志團の音楽を、ヤンク・ロックと言っている所から。
ヤンクはヤンキーとパンクを掛け合わせた造語。
ヤンキーもパンクもこの映画に全然そぐわないんだけどね(苦笑)。
アクション監督も務めるドニー・イェンのアクションは、完璧なまでに凄すぎます。
あれで43歳なんて…。
ともやよりも年上なのに、あの肉体、あの動き。
ニコラス・ツェーも冒頭から痺れるアクションを見せてくれます。
「PROMISE」「香港国際警察/NEW POLICE STORY」「エンター・ザ・フェニックス」「鉄拳高 同級生はケンカ王」などでもアクションは見せてくれていましたが、そんなのが子供だましに思えるほどの激しい動き。
凄い!
格好良い!
そして実は一番心配していたのが、俳優だけではなく歌手としても活躍するショーン・ユー。
過去に「インファナル・アフェア」シリーズ、「頭文字[イニシャル]D THE MOVIE」「ドラゴン・スクワッド」「ブラッディ・レイン」など、格好良い演技は観てきているのだが、カンフーアクションはほとんど無いんですよね。
ただそんな心配が吹き飛ぶほどのアクションを、ショーン・ユーも見せてくれます。
一応、羅刹門の刺客ローザ(リー・シャオラン)とドラゴンとのロマンスなども描かれますが、この3人の超絶的なアクションを堪能できる作品。
さまざまなカット割りで構成されていても、それらの動きが1つの流れとしてスムーズに見られるのは、ドニー・イェンのアクション監督の見せ方の凄いところ。
日本料理店での大乱闘は必見ですよ!
監督はウィルソン・イップ。
アクション監督はドニー・イェン。
2007年4月14日公開
公式HP:かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート
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かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート スタンダード・エディション [DVD]ギャガ・コミュニケーションズこのアイテムの詳細を見る |
■日本版イメージソング(笑)はこちら
One Night Carnival氣志團, 綾小路翔UK.PROJECTこのアイテムの詳細を見る |
この映画で一番格好良かったのは、ドニーイェン!…と言いたいところなんだけど、今回長髪があまり似合ってないのだな。
そういう意味ではニコラスが一番。
まぁ、一応3人主人公だけど、ニコラスがメインだし。
最初っからクライマックスですよ!
>ターボ役の人結構カッコよかったですよ!
>誰でしたっけ?
ショーン・ユーですよ!
「頭文字(イニシャル)D」の主役の人ですよ。
結構好きですよ、彼は。
注目してあげてくださいな。
>白っぽいのカッコいいですっ!
「蟲師」のオダギリジョーや「ゲゲゲの鬼太郎」のウエンツ瑛士も似たような銀髪してるんですよね。
銀髪が今年は流行るのか?
>「蟲師」ってどんな映画なんですかぁ?
元々はマンガが原作で、原作を読んだこともないし、映画も観てないからともやもよく分からないのだ。
でも蟲と呼ばれる妖怪のようなモノが出てくる幻想的な映画みたい。
監督が「AKIRA」の大友克洋なんで、気になってるんですけどね。
>そーいえば今日は13日の金曜日ですよね?!
豆知識で言えば、「うる星やつら」の諸星あたるの誕生日が4月13日の金曜日なんですよね。
>「ジェイソンvsフレディ」は観たことありますが、どっちかだけのは観たことないです。
え~、それは観ておかないと!
「13日の金曜日」シリーズは10本くらいだし、「エルム街の悪夢」シリーズは5本くらいしかないから、大丈夫(何が? 笑)。
共にシリーズ1作目は最高に面白いですよ!