12月08日
夢。朝にだらだら坂を下る。遠くに見える山の稜線は雪をかぶり日の光に映えて美しい。麓には、銀杏だろうか、黄色の葉が青空と白銀の尾根とコントラストを成している。坂を下り切ると、先ほどの黄色いマッスは遠くの銀杏などではなく、道沿いに並ぶ木々のつけた巨大な葉の重なりだったことがわかった。
黄変した葉は栃の木のもののようにも見えたが、一般のものよりずっと大きく、それらの中には、地面から四本の枝が伸びて、その一つ一つに1mを超える巨大な葉をつけたものまであった。ハート型やスペード型、スリーダイヤ型のものまで見つかった。
先に見た別の夢。裸足の私をおんぶした父は、家の近くにあるいくつかの神社を巡っている。いきなり視界が開け、高い壁のように聳えた社に周囲を囲まれた広場に着いた。広場には水浴びのための池があり、父は何を思ったのか、私もろともに池に飛び込んだ。