Silenceのほとりで散歩 by ともすけ

山アリ谷アリのアフガニスタン赴任を終え2014からモーリタニアにて毎日こつこつ脳内改革作業中…

世良公則 x JET ROX with 神本宗幸@なんば~新参者のうろうろ寄道感想~

2017年07月27日 | 世良公則さん&人生反物づくり

7月14日から数週間の予定で、神戸の実家に帰省(寄生?)しています。第一の目的は、職場の人事から指示があった3年ごとの健康診断の受診です。項目的にモーリタニアでもできなくもないのですが、更年期?な症状がここ数ヶ月目立ってきたので、併せて2年ぶりに乳がん&子宮がん検診も追加して日本で受けることにしました。4年前、赴任前検診でお世話になった神戸市内で国際内科のある病院(英文診断書作成可)に相談・予約をしたうえで帰国、検診を受けることができました。

第二の目的は、前回1月帰省時に抜けたものの時間が足りずに応急処置で済ませtてしまった、差し歯のやり直しです。その後ヌアクショットに戻っても毎月のように抜けてしまったので、土日も開いていると紹介してもらったキリスト教会隣の歯科にてレバノン人のお医者さんに「またか~」という反応をされつつ毎度仮止めしてもらいました。スミマセン。モーリタニア歯科事情についてはまたきっと投稿します。

所長と相談し、ラマダーン開け&担当プロジェクトのうち一つの完了を待って今のタイミングが決まりました。6月末に我がチーム主催で行ったちょっとしたプロジェクト完了お祝いにまつわる小ネタも投稿したいです...。

さて...やっと本題に近づいてきました。帰省に合わせて世良さんのライブにいつか行ければと思っていたのですが、今回、幸いなことに7月16日にあるJET ROX の東名阪ツアー最終日@なんばがありました!40代位のミュージシャンと組んだバンドJET ROXで世良さんは最近ではレアなボーカルに集中する姿をみせること、気になっている神本さんもキーボードで参加すること、などなどが魅力でチケットに応募(ぴあの第3次先行)、無事当選しました。診断や通院に加え、家族関係の用事も予定されていたので、長時間家を空けるスケート練習は多分できなささそう。よって、このライブが今回帰省中唯一の個人趣味的イベント!となりました。

思えば、アマチュアの合唱、吹奏楽、オケ等の演奏会はいろいろ行きましたが、こんな風にチケットを自分から取ってプロのアーティストのライブに行くのは...2004年3月のボウイさんA Reality Tour@大阪城ホール以来、13年ぶりです。しみじみです。その前もプロのアーティストでは、ボウイさん関係しかほぼ経験なし(99年驚異のサイン会@向かいのHMV付き「Hours...」記念ロンドン・アストリア公演、96年The Outside Tour@大阪城ホール、92年Tin Machine@大阪フェスティバルホール)なので、今回、キャリアの長い日本人アーティストのライブってどんな皆さんがどんな雰囲気や服装で集まるのか、そのあたりも気になって緊張しつつ会場に向かいました。

ここ数年ライブによく行っている姉にいろいろ予備知識をもらって、なんばHatchに到着。並んでいるファンの皆さんの男女比はボウイさんと同じくほぼ半々。男女どちらからも「かっこいい」と思われ続けるアーティストは本当に素敵だと思います。年代は私より5~15歳位上の方が多い様子で、私でもかなり若い方ということに驚きましたが、70年代後半10代20代だった皆さん!と思うと納得です。私が意識をして音楽を聴くようになったのはもうちょっと後、80年代初めころです。中には親子連れらしき方もいて、素敵だなと思いました。

ちょっと脱線です。私が初めて自分のお小遣いでレコードを買ったのは80年、一生分の影響を受けた映画の主題歌ダ・カーポのEP「地球へ...(B面 愛の惑星)」です。映画の後で読んだ竹宮先生の原作漫画も宝物です。一度投稿したことがありますが、私的殿堂入り漫画は見事にSFばかり(佐々木淳子先生多し)。この辺のことは2年前決行した断捨離&宝物整理についての投稿で触れたいと思います。

席は、1階席の右後方隅っこ。それほど大きくない会場ですが、発券後、席をサイトで確認した時から抱いていた不安的中→実際初めから総立ち→舞台の半分は常に見えない状態であちゃーでした。ですが、ラッキーなことに気になる神本さんとは斜向かいとなり常によく見える場所でした。また、後述のとおり、結果としては新参者には悪くない位置でした!

視界を遮られてはいたものの、充分にアーティストの皆さんの高度なパフォーマンスは受け取れたし、大阪だから他所より多めだったらしい世良さんのトークも楽しめました。始めの方で何度も世良さんが冗談なのか本気なのかちょっとわからない感じで繰り返していた「オリジナルの歌詞でお届けします」→観客笑...は最近のライブで何か歌詞忘れ大事件があったから?もしそうならば、そんなコトも真剣にやってもライブでは起こっちゃう事件として観客の皆さんと共有し楽む、いい空気だなぁと思いました。

また、端の後方からは、熱い長年のファンの皆さんの反応がすごくよく見えて楽しかったです。色々とライブでは「おきまり」のことがあるのも知ることができました。でも、一番感動したのは、アンコール終了後、ちょっとお客さんの一部が帰っちゃったほどもうおまけアンコールはないかな、という頃にあったまさかのおまけWアンコールでの「燃え尽きぬ」でのこと。世良さん&ご自分のエレキギターのみの演奏で、最後はマイクから離れて肉声で歌っていました。それに併せて、観客の皆さんが静かに歌っている様子。ずっと横からみていました。観客の皆さんの目線と世良さんの笑顔がとても美しかったです。

これはボウイさんのライブでいえば、「All the Young Dudes」や「Life on Mars?」の時に起こる大合唱での一体感に似てはいますが、客席にマイクを向けたりせず、自らマイクを置き去りにして肉声と肉声で一緒に歌う、まさに「呼吸する空気をも共有している」、そんなことが会場中から感じられ、とても感動的でした。

演奏内容についても触れてみます(記憶違いがあればスイマセン)。ツイストの時の大ヒット曲&定番カバー曲(「ずっと好きだった」&「さすらい」)では演奏を若者&神本さんに任せて、ボーカルに集中→美しいマイクパフォーマンスを魅せてくれました。一方、Guild 9でよく演奏している21世紀以降の曲は世良さんもギターを持ってツインギター構成で演奏。その中でもとても好きな「少年」「Nows」も演奏され、とても嬉しかったです。

世良さんが歌に100%集中した時のボーカリストとしての魅力(説得力&表現力)+マイクパフォーマンスも観たいけれど、演奏はツインギター構成の方が断然いい(世良さんはサイドギター的+αの複雑さを加えられる方なので特にそう思います)。この点は、アーティスト側もファンの皆さんも共通して持つジレンマだと思います。それ故に、10月の大阪野音の40周年コンサートのメインバンドは当初Guild9のいつもの皆さんのみの予定だったのですが、ゲストアーティスト第二弾発表時、Jet Roxのギタリスト松本さんが追加されたのは、いつでもツインギター以上で演奏できるようにするためなのではないかな?と推測しています(違ったらゴメンナサイ)。

アンコールの「Two Hears」は神本さんのキーボードと世良さん(ボーカル&ギター)のみで素敵でした。大好きなガーソンさん(ピアノ)&ボウイさん(ボーカルのみ)の形態を彷彿とさせられることも理由ですが(こっそり例)、本当に40年以上ずっ~と一緒に音楽の道を歩んでいる二人のコトを思うと曲の内容も重なって感動的でした。昨年11月、ネット配信で観ることのできたRed Ribbon Live 2016での押尾さんとの演奏(こっそりコレ)でもとてつもない説得力を感じましたが、ホント繊細で素敵な曲で、「二人」で演奏することによってそれが倍増する曲だなぁと思います。今回のライブでは全体を通して、神本さんはずいぶんとトークのネタにされたり、いろいろイジられていたのが楽しかったです。いつも奥にひっそりのイメージだったのでちょっと意外だったのですが、これって結構珍しいことだったのでしょうか(新参者の私には比較できないです!)??

以上、大満足の世良さん関係のライブ初参加でした。ソロ弾き語り、デュオ、トリオ、Guild 9...いつか全形態を楽しむことができますように。

ここで...

ライブが終わってからむくむく育っている思いがひとつあります...ポジティブな方向での「ちょっともったいない」というものです。

個人的に世良さん&他の演奏者のキャパシティが楽曲自体の基礎キャパシティに対して溢れかえってしまっているように感じることがありました。特にハードロックバンド形態の時で、ソロ弾き語り、デュオの演奏ではそれほどは感じませんでした。(多分ソロ、デュオでは演奏者のキャパの成長が既存の楽曲をもゆるがせ成長・変化させてしまうマジックが発生するけれど、バンド形式だとよほど大胆な編曲を行わないと同じ楽曲では難しい?しばらく考えどころです。)

今のセットリストでも、確かにJET ROXででもGuild 9ででももうしばらくは毎回最高の演奏内容となると思います。しかしながら、主な楽曲を作った15年~10年間ですっかり育ってしまった人間的、アーティスト的キャパシティを最大限に生かすこと、それをもっと面白く育てていくことが、今のセットリストのままでは難しくなってきているのでは?

そんな気持ちがこの「ちょっともったいなさ」の正体だと思います。

2002年のできたてGuild 9でハードロック路線開始!頃のライブ演奏を含む1999~2002年の間に行われた3つのライブからの映像と世良さんインタビュー集DVD「Just Play Rock」を(今は中古でのみ入手可です)このライブ@なんばの後に観てから、この思いはさらに成長中です。人として、ボーカリストとして、演奏者として世良さんも他のプレーヤーの皆さんも、努力と実行によって、様々な迷いを乗り越えたり、折り合いの付け方を見つけたりして、様々な面で成長(=技術からだけではない説得力の増加)をしているように思えます。世良さん&皆さんが自分たち個人の内面&演奏/表現技術&チームワークの成長、そして世の中の変化を感じて「今の自分たちであればもっと色々な表現や演奏ができるのでは」と思い、それが今年10月ころには発表したいとおっしゃっていたGuild 9中心の新アルバム制作の理由の「ひとつ」であるのであれば、嬉しいです(これはあくまで私の願望です)。

いずれにしても、新曲のライブ演奏がいつになるのか、どうなるのか、楽しみです。

最後に小ネタ。世良さんがアンコールでの演奏を始める前にエレキギターを試し弾き→「音大きいな」とごく普通にぼやきつつ...後ろのアンプへ歩み寄り→優しく調節してあげて→演奏始め。自分の使う道具をよく知り、かわいがっている(正にご本人がそう語っているように...)ことが垣間見られ、ちょっと幸せな気分になった一時でした。 

↓40代当時(でも充分良いですが)から今の60代にかけての成長ぶりに感心というか感服です。この当時の悩みを乗り越え決意を大切に守って生きている(進行形)結果なのかなと思います。40代50代をどう生きるか、私のこれからの課題です!

JUST PLAY ROCK [DVD]
世良公則

Dreamusic

↓Off Courseファンの姉に聞いたところ未購入だったので、購入しました。サポートメンバーの神本さんはとっても目立っておりますこのツアー前に発表されたアルバム「As Close as Possible」ですが、5人時代からのファンの方にはいろいろな意見があるようですが、私はかなり好きです。姉が当時LPで買ってテープに落としてくれたものをよく聴いていました↓でも演奏され、今でもよく巷で耳にするひたすら綺麗な曲『緑の日々』などの入っている84年のアルバム「The Best Year of My Life」は自分でCDを購入してました(実物確認)。

コンサート・ツアー1987~アズ・クロース・アズ・ポッシブル [DVD]
オフコース

BMG JAPAN

↓BGM集。大好きで散歩&作業中+カラオケに行く機会があれば歌ってしまう名曲エンディングテーマ「愛の惑星(プラネット)」の作曲はミッキー吉野さんです☆

〈ANIMEX 1200シリーズ〉(5) 交響組曲 地球(テラ)へ・・・
佐藤勝,コロムビア・シンフォニック・オーケストラ
日本コロムビア

 

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