Silenceのほとりで散歩 by ともすけ

山アリ谷アリのアフガニスタン赴任を終え2014からモーリタニアにて毎日こつこつ脳内改革作業中…

ミュージカル「Lazarus - ラザルス」 NYキャスト版(ボウイさんバージョン付)発売が迫る今のこの気持ち

2016年10月17日 | 2016 Lazarus NY OCR

ボウイファンの皆さんはご存知の通り、一週間後の10月21日、ボウイさんが製作、楽曲提供(既出&新曲)に深く関わり、彼が亡くなるひと月前にNYで初演されたミュージカル「Lazarus (ラザルス)」のNYキャスト演奏によるサウンドトラックが発売になります。

注目は、ボーナストラックとして、ボウイさんがこの舞台のために準備した新曲4曲のご本人演奏版が収録されること。特に、アルバム「★」に収録されていない3曲には「ボウイ最後の録音」としての注目が集まっています。

収録内容、パフォーマーに関する詳細はこちら(Sony Music)をご参考ください。

個人的には、まだ聞いたことのない3曲を聴き、またいろいろ思いを馳せる(ここで解釈の投稿をぼちぼち頑張る)のはとても楽しみです。また、セリフ部分は収録されないようですが、解説と曲の流れから、ミュージカル全体の姿をやっとつかめそうで、とても楽しみです。

そのミュージシャンとは直接関係のないオリジナルのストーリーに一人のミュージシャンの既存の楽曲から合うものを選曲し(新曲を+してはいますが)構成する、というのは面白いアイデアですよね。そのミュージシャンが本当に多様かつ多数の楽曲のストックを持っていればいるほど作り手側は悩ましくも楽しい作業をしているのではと思います。

私がぱっと思いつくものでは、地球ゴージャスの「クラウディア(2004年+再演2005年)」。全ての音楽は桑田佳祐さんの楽曲で構成されていて、主題歌は書き下ろしでした。ボウイファンのチェックポイントとしては、衣装が山本寛斎さん担当という点でしょうか。和風近未来的なものでとってもカッコよいと思いました。本田美奈子ファンの私としては、ホント観たかった舞台の一つ。こっそり探して見ちゃった舞台の映像は小さくっても素晴らしさが伝わってきました。彼女の魂飛ばす歌はホント輝いておりましたいろいろ消されているので残っているものを。この1年半後には彼女はもういない…もう無念です(涙。 再演の2005年時には美奈子さんは白血病治療のため入院中で工藤夕貴さんが代役を努めました。

迫り来る発売を前に今心に渦巻いている気持ちは…

まずは、既に触れたとおり、ボウイさんが(最後の・・・とご本人がどれだけ思っていたかを探るコトを含めて)新たな挑戦として作った「ミュージカル作品」とそのために作った「新曲」の姿に触れ、感じ、考えることができる幸せを待つ楽しみです。

しかしながら、このボーナストラックはこの先永遠に最後=最新の本人による演奏の録音あって、もう新たな曲や新たな演奏で更新されることがない…そう思うと、「★」と含める全ての過去の作品とパフォーマンスが、どれも愛しく素晴らしいけれど、本人がいつもけっろっと行っていたように、新たな挑戦でどんどん過去のものへと動かしていく躍動感?がもはやなく、凍りついているように感じられて、背中がぶるっとしたりもしました。最後の録音、そんなわけで、聴くのはちょっと怖いです。

反対に、舞台作品は、今後も舞台上でキャストや解釈が変わっても演じられる度にどんどん未来に向かって更新され、過去の録音や公演は過去へと元気よく動いていくんですよね。「Lazarus」を作った意味はこんなところにもあるのかも。

そう思うと、ボウイさんは(美奈子さんも)もう自分自身ではできないけれど、他のミュージシャンによるカバー演奏、影響を受けたミュージシャンやアーティストによる作品の中で未来に生まれ変わることによって、彼の過去の作品やパフォーマンスは凍りつかず、ゆっくり過去に躍動していけるのかなとか…。

今回はこの当たりで止め、もうちょっと時間をかけて次か次の投稿で、この点をもうちょっとしっかり書ききりたいと思います。お茶と甘味と陶芸が大好きな某ロックアーティストさんの超名言からも大きなヒントをいただいています。

肝心の「Lazarus」CDですが、日本版CDを予約しました!日本の帰省先に届くので、実物を手にするのは年末です。ここモーリタニアではDL版が一番確実なので、また二重購入です…。

ラザルス
SMJ
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