明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(1371)東アジア、そして世界の平和を民衆の力で守ろう!

2017年04月17日 23時30分00秒 | 明日に向けて(130...

守田です。(20170417 23:30)

朝鮮半島情勢が相変わらず極度の緊張を続けています。アメリカは朝鮮半島近海に空母やトマホーク発射可能な駆逐艦を展開させていますが、一方で北朝鮮は中距離弾と見られるミサイル発射を行いました。それ自身は自爆して失敗したと見られていますが、ともあれ軍事的テンションは上がりっぱなしです。

こうした状態に対して、僕は何はともあれ、民衆の側から「戦争をやめて」という声をあげていくことが大切だと思います。

このため京都市内で友人たちと語らい、本日17日夕方に、「戦争に反対し、戦乱で亡くなられたすべての方の命を悼んでビジルをやろう」と計画しました。プラカードとろうそくを持ってのスタンディングです。

しかし今日は雨が強かったので中止しました。それであらためて明日18日に行うこととしました。午後6時半より京都の観光地の一つである三条大橋に集まって行います。お近くの方はぜひご参加ください。午後8時まで行います。

これは僕が参加しているピースウォーク京都のメンバーが土曜日に数人集まった際に、朝鮮半島の大変な緊張状態を前に話して決めたことです。情勢が逼迫していることを考えて緊急の取組を考え、今日が無理だったので、明日18日に変更しました。以下、緊急に作った呼びかけ分を載せます。拡散大歓迎です!

*****

アメリカは戦争をやめて!

北朝鮮を攻撃しないで!

北朝鮮も挑発をしないで!

戦乱でのすべての死を悼みます!

三条大橋で18日夜にビジルをしましょう!

 

みなさん。世界で戦乱が続き、爆弾事件なども多発しています。

すでにシリアで、アフガンで、そしてロシアで、スウェーデンでたくさんの方が亡くなっています。

そんな中、アメリカが戦争政策をどんどん進めています。

なんといまは朝鮮半島にアメリカが空母打撃群を展開中。

北朝鮮が核実験を行った場合、攻撃が始まるかも知れません。そのときに北朝鮮が反撃すれば、狭い東アジアの各地で大変な戦乱が起こり、たくさんの人が殺されてしまいます。私たちはその危機の前にいます。

トランプ大統領や金正恩委員長の判断で、東アジアのたくさんの人の命が奪われるなんてごめんです。またこれ以上、世界で戦争や爆弾攻撃で、人が殺されることもごめんです。

 

アメリカは戦争をやめて!

北朝鮮を攻撃しないで!

北朝鮮も挑発をしないで!

この言葉を叫ぶとともに、この間の戦乱で亡くなったすべての方の命を悼むために緊急にビジルを行います。ぜひご参加ください。

参加にあたっては各自、プラカードとろうそくをご用意ください。橋の上は風が吹くのでろうそくはガードがあった方がよいです。一番いいのはペットボトルで作ることです。緊急なのでこちらで用意できません!よろしくお願いします!

 

4月18日(火)午後6時半~8時

京都市三条大橋にて(京阪電車三条駅出口付近に集合)

主催 ピースウォーク京都

なお小雨の場合は行いますが雨が強くなる場合は中止します。

*****

さてこの緊迫した情勢に即して、国内でさまざまな分析が出されています。一方の極にあるのは、事態はもはや戦争開始寸前であり、アメリカの攻撃と北朝鮮の反撃で大量の死者が出る可能性が高いというもの。

他方で、アメリカは在韓米人や韓国、日本を人質にとられているので、反撃必死の攻撃がなされることがありえないというものです。それぞれにボルテージをあげており、記事が入り乱れ始めてもいます。 

事態をどう捉えたらよいのでしょうか。

さまざまに出されている情報の中で、僕が一定のリアリティを感じたのは、織田邦男さんという方のFacebookのタイムラインへの15日の投稿でした。元航空自衛隊の戦闘機パイロットだった方です。長くなりますが、主要部分を引用します。

「カールビンソンの北上、MOABの使用、F35Bの爆弾搭載訓練、巡航ミサイル搭載原潜の派遣、SEALS支援船の派遣等々、米軍は普段は決して公開しないものを公開している。ということは、今回は実際の作戦は考えていないということだ。作戦実施の時に、手の内をばらすような馬鹿(ママ)はいない。

今日の「太陽節」の為に準備した核実験を阻止するための金正恩に対する威嚇行動であり、それをやめさせろという習近平に対するメッセージだ。

昨夜のテレビでも有識者が「米軍の攻撃はありうる」とのたまわっていたが、シリアと北朝鮮は違う、米国の一般市民14万人が「火の海にする」ソウルに人質状態なのだ。作戦を命ぜられた司令官がまず考えるのは、自国民の保護である。

今回は在ソウルの米国市民のNEO(Non-combatant Evacuation Operation)つまり「非戦闘員退避作戦」は行われていないようだ。こんな状態でマティス長官やマクマスター補佐官が攻撃実施を大統領に進言するわけがない。(NEOについては「3.11」の時、関東一円から米軍の家族が人っ子一人いなくなったことを有識者の皆さんも知らないようだ)」

「もし、金正恩が今日核実験を強行したとなると、「中国が影響を行使できないなら、米国は単独でもやる」というトランプ宣言が実行に移されることになる。

そうなると、先ずNEOが発動になる。同時に、米本土から三沢、横田、嘉手納に戦闘機が続々と展開してくるはずだ。グアムのアンダーセン基地やハワイのヒッカム基地もあわただしい動きになるだろう。

実際に攻撃準備が決まると、米軍は一転して情報を公開しなくなる。湾岸戦争時の「インフォメーション・ブラック・アウト」状態だ。湾岸戦争当時、(情報が分らないからか)日本の有識者たちの多くが「攻撃はない」と発言していたが見事に裏切られた。「情報がない」というのと「攻撃準備がない」というのは全く違うのだ。」

 

なるほどなと思いました。

織田さんは、現状では米軍が軍事情報を意図的に出していること、またアメリカ人の韓国からの引き上げ等がなされていないので、攻撃の可能性はないとしています。

一方、アメリカが軍事行動に踏み込むことを考えるとまずNEOが発動される。自国民の戦闘地域からの退避作戦で、さらに米軍の軍事展開が近づくと米軍は軍事情報を公開しなくなる。そのときこそ攻撃が始まる可能性が高いというのです。織田さんはその後、別の投稿で、このNEOも、よりアメリカが北朝鮮に対して「本気度」を示していくための「圧力」としてなされる可能性もあると論じています。 

ただこうした情報や視点は当然にも北朝鮮の側も持っていることでしょうから、北朝鮮としても常にNEOを監視しているはずです。だからこそ圧力にもなりうるのでしょうが、圧力というものは抜本的にはどこかで「本気になる」ことがないと効かないもの。その点では常に実戦に転じてしまう危険性のあるものです。

いやすでにアメリカはできるところではすでに実戦で「本気度」を示しています。シリアでアサド政権軍の基地に巡航ミサイル59発を撃ち込んだことがそれであり、その後にアフガニスタンの「イスラム国」支配地域にMOAB大規模爆風爆弾を落としました。しかしどれももうめちゃくちゃな無法行為です。

そもそもこれらもまた北朝鮮への威嚇のためだったと言われていますが、なんでそれでシリアやアフガンで大量の人々が殺されなくてはならないのでしょうか。同時にまた、なぜにこんなにひどい人殺しをマスコミ各社は批判しないのでしょうか。そこが相当におかしい。

 

同時に十分に効果のある圧力は、反対に、たとえ威嚇であろうとも、威嚇を越えた「本気」だと相手に受け取られてしまう可能性もある。こうした状態下で、互いが戦端を開く意志がないのに、互いに相手の意志を誤解して戦争が始まってしまった経験を人類はたくさん持っているのです。

その点で航空自衛隊のパイロットだった織田さんは、友軍だったアメリカ軍やアメリカ政府の認識能力に疑念を挟んでいないように感じるのですが、なんといってもアメリカは、大量破壊兵器などまったく持っていなかったイラクに攻め込んでしまうという、とんでもない過ちをわずか10数年前に犯した国です。国としての調査能力に抜本的な欠陥を持っているのです。

あるいは最近では大統領選で、ロシアに大量のハッキングをされ、情報操作された可能性の強いことが、繰り返し指摘されてもいます。この点からも万能でもなんでもないのです。そんなアメリカが悪意のある第三者に情報操作される可能性だって否定できないことです。 

問題は、発端はなんであれ、誰の意図であれ、ひとたび戦闘が始まれば、たちまち東アジアで膨大な人々が死ぬ可能性が存在していることそのものにあるのです。まず私たちはアメリカ政府、日本政府、韓国政府、北朝鮮政府、および中国政府と離れて、それぞれの国の民衆を互いに守り合う観点に立ち、この危険状態の除去に務めることが大切です。

そのために必須なのは、米朝平和友好条約を東アジアの民衆の声の高まりの中で締結させ、もっとも恐ろしい軍事力を持ち、日々、世界中で人殺しを行い続けているアメリカ軍の東アジアでの位置を低下させ、最後にはいなくなっていただくこと、その上で、この地域に住まう者同士での相互理解、友愛、発展を作り出していくことです。朝鮮戦争の「休戦状態」を最後的に終らせる。それでこの地域の火種が無くなるのです。そうすればもう沖縄の米軍基地もいらなくなります。

そのためには、戦争やそこから派生する暴力で亡くなったすべての命を悼み、いかなる形であれ、戦争での人殺しを容認しないこと、シンプルに戦争をやめることを訴え続けることが一番大事だと僕は確信しています。

こうした点を問わずに、今すぐ攻撃が始まるのか、始まらないのかを、ただ知識やものの見方の優劣を自慢し合うような形で論議していても何のためにもならない。問われているのは民衆の力で平和を守ることです。

平和を守るために声をあげましょう!

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1 コメント

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Unknown (梅谷)
2017-04-21 10:13:11
記事の配信ありがとうございます。
本記事(1371)にややわかりにくい部分がありましたので、次のように変更されてはどうでしょうか?
・「反撃必死の攻撃がなされることがありえない」
 →「反撃必至の攻撃がなされることはありえない」
・『朝鮮戦争の「休戦状態」を最後的に終らせる。』
 →『朝鮮戦争の「休戦状態」を終結させる。』『朝鮮戦争の「休戦状態」を解消する。』


また、「明日に向けて(1372)伊方原発広島裁判参加のため広島市に行ってきます!」に誤記入と思われる部分がありました。
・「(20170418 09:00)」
 →「(20170419 09:00)」
・「適期」
 →「適宜」

同記事のややわかりにくい部分として、
・「背中を推されている」
 →「背中を押されている」

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