薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

市民目線で「いちはらアート×ミックス2017」を検証

2017年04月26日 | 日記

市民ネットワークの有志20名で、アート×ミックスを見学しました。

ちょうど2週間前は議員会で見学したのですが、その時はお膳立てされた見学会。今回は市民目線での見学会です。

市民ネットワークは3年前の初回アート×ミックスも見学会を企画しており、当時の課題点が改善されたのか、また今回は教育や地域おこしの再生にも力を入れた地元主体の芸術祭に舵を切り直したことで、どう変わったのかなどを検証しました。

幾つかの会場を巡り帰りのバス内で感想を伺うと、企業の組織で揉まれたシニア男子から鋭い指摘。

会場の案内図が分かりにくいし、車いす用入口に行ってみたがスタッフがいなくて扉は閉まったまま。とにかくスタッフが少なくてイベントとしての盛り上がりが感じられないね~と運営面での課題。

また現代アートというものは見ただけでは理解しにくいところもあり説明がほしいと思うのですが、作家はいないし、せめて作品のタイトルぐらいはほしい。説明文があっても文字が小さすぎて見えない(若い人は大丈夫なんでしょうが)。点在した会場全体のストーリーがみえない・・・などなどメモを取りながら、今回も課題は多くあると感じました。

29年度にはアート×ミックス実行委員会の補助や会場の整備に、約8千万円もの市税が投入されています。これが過疎化する南市原の活性化に本当につながるのだろうか、参加者からは疑問の声が・・・。

議員会の見学で訪れた時、旧里見小学校に駐車していた車の半分が県外ナンバーだったと私喜んでいたんですが、今回はたった3台ですべて袖ケ浦ナンバー。議員会の見学時は菜の花と桜満開で自然の力が大きく、アート×ミックスが目当てではなかったのかも・・・。

もうすぐゴールデンウイーク。来ていただいた方に満足してもらえるか、不安と期待が入り混じっています。

最後はみんな笑顔で!

 


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