智の庭

東京近郊の町で、庭の草木に季節の移ろいを感じる、
なにげない日常を描きたい。

石原元都知事の記者会見から

2017年03月06日 | 時事について考える
先日、元都知事の記者会見を1時間通しで見ました。

彼の主張を要約すると、まず、

「司、司、(各部署の意)が決めたこと、そして専門家の進言は、専門外の自分は従う。」

つまり、興味の無い分野については、専門家から学び、様々な角度から検討する、という態度を放棄し、

自分達の都合にあった専門家の意見のみ重用し、反対意見に耳も貸さずに、盲信盲従する言動が伺える


「豊洲の土壌の有害物質については契約前に知っていた」つまり瑕疵物件であることを認識していたが、

「売買契約で瑕疵担保責任の放棄を、つい最近(小池体制下の)都議会からの質問で知った。」

「自分は不動産売買をやったことないから、瑕疵担保なんて言葉も知らないよ」

「しかし、売買価格は専門家が決め、契約も部下が決めて、都議会も議決して、自分は裁可しただけ。」

「土壌対策も、専門家も、部下も、大丈夫って言ったから。」



都庁は予算13兆円を超え職員16万人も抱える組織、そのトップの発言か・・・・・!?

1兆円企業トヨタの社長が、同じ発言をしたら、株主訴訟で訴えられる。否、部課長クラスにも昇進できないレベル。

彼に一票を投じた都民の皆さんも、呆れて後悔することでしょう。

世間知らずの「お公家様・お嬢様のおことば」が通る立場か?


彼は、「そんな些末的な問題より、財政の健全化などに取り組んだんだ!」とエバっていう。

いやいや、あなたの愚かさ、見識の無さで、予想外の除染費用が800億円発生していますし、

新東京銀行では1100億投資して800億の赤字で終わっています。(重点投資した太田・品川区は石原息子の選挙エリア)



因みに、豊洲の土地の買取価格559億円に比して、除染費用を東京ガス側に72億円限り、と瑕疵担保の放棄を認めている。

いやあ、東京ガスとしては、儲かった、逃げ切った!と小躍りしたくもなるだろうし、

その交渉に従事した都庁の担当、前川なる者を、東京ガスの執行役員にも迎えたくなるだろう。

前川は現在、練馬区長で、「契約したのは自分が退職して(天下った後)6年後のこと」と言い訳しているが、交渉の地ならしでもしたのでしょう。


私なら、除染費用限度額559億円、「死んだ土地をタダで提供させる」。東ガスの役員には、決してなれまい。

除染に係る費用を事前に厳しく査定し、立地条件の良さなど加味して、都議会に対し、

「死に地を活かすのに〇〇〇億円、出費を頼む。」これが政治判断。議会を通して都民に問う。

石原氏は、政治家として、政治判断をすべき要所すら、見えていない。


石原氏は冒頭、途中、最後の合計3回も、「小池知事が移転を実行しないのは、経費の無駄遣い、恥辱、混迷の原因は小池にある」

と他人攻撃に終始して、自分の重大な過失、知事としての能力欠如をカモフラージュしようとしていた。

一人の専門家の名を上げて「汚染対策は大丈夫だから、移転しても安全」と断言している

別の専門家は安全ではない、と言っているのに。


一歩譲って、地上で働く元築地の人々は、夏場に揮発した有害物質の空気を吸う程度で、すぐに健康被害が現れないかもしれないが、

配管設備の補修維持のために、あの地下に入って作業する人たちの存在を、石原氏は想像すらできていない。

十分に排水と換気をして、毎日空気の測定でもしなければ、安心して呼吸もできまい。

それとも、毒ガスマスク着用を義務づけるのか?

しかも、頭上4m上に配管が走るので、足場の確保はどうするのか?あんな空間に、誰も長居はしたくない。


石原氏は一橋大法学部卒であるが、「瑕疵担保責任」というポピュラーな法律用語すら頭に入らないほど、空手や文学に熱中して、

空手と右系の繋がりで浜渦氏と出会い、配下に置き、彼の暴力沙汰も援護し、副知事辞職後の天下り先も用意した様子。

都民から石原氏は訴えられており、これまで都は彼のために弁護団をつけていたが、手を引いた。

どこまで責任を追及できるか分からないが、明らかにすることにより、

今後、どのような人物を都知事に選ぶべきか、都民が考えるきっかけとなり、意義深いと思います。

小池さん、頑張れ!!!







『社会』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 文科省OBは、幼稚園ではな... | トップ | 県歌と校歌 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

時事について考える」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。