智の庭

東京近郊の町で、庭の草木に季節の移ろいを感じる、
なにげない日常を描きたい。

心理学教授K先生のアシスタント2

2017年04月23日 | 仕事
冬から春に向う長野の高原で、知らない会社の初めて会う社員達と、
大学4年生の私は、泊りがけの合宿です。

新宿駅からバスで2時間半、心理学教授のK先生の隣に座ります。
教授の隣の席など、普通なら学生は気疲れして、遠慮したいものですが、
当時の私は、緊張より、「将来を掛ける」期待が勝り、
「先生、お話を伺ってもよろしいでしょうか、お邪魔ではありませんか?」
この貴重な時を逃すまい、先生のお話を一言も聞き漏らすまい、
集中して聞いては、時折、質問しておりました。

合宿は3泊4日で、社員を入れ替えて5回ほど実施されました。
往きの時間、アシスタントの役割を果たすべく、セッションの意義や、
カウンセリングについて、質問をして理解を深めるよう努めました。

教授から1対1の講義を、2時間半、みっちり受けるようなもので、
若い私は、体力も気力も持続しましたが、
今の私なら、到着時には精神疲労で頭が真っ白でしょう。

雪が積もる研修所に到着し、先生が参加社員へセッションの紹介をします。
約1時間から、時には2時間かけて、セッションの1単位とし休憩を挟む。
前と途中と最後に、心理テストを行うこと。
3泊目の夜、社長が合宿に参加すること。

アシスタントの私は、心理テストの集計を行い、先生の解析を手伝い、
セッション間の休憩に、お茶・珈琲・紅茶など、皆が心休まる時を演出し、
セッションを「見守り」ます。

先生は参加者8名から10名と、円形に配置した椅子に座ります。
椅子の前に、テーブルなど無く、直径5mほどの輪。
最初どの人も、居心地悪げに座ると、腕を組んだり足を組んだりして、
無意識に、周囲の人々と自分の間に、防御線を張ると申しましょうか、
見えない距離や壁を設け、自分を守る姿勢をとります。

人間の本能がそうさせるのでしょう。(続く)
ジャンル:
コーチング・マネジメント
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