きのうは、就職活動に行ってきました。
こちらは人事の方が大変親切に対応してくださり感謝にたえません。
しかし、こちらの希望条件と、
先方の呈示する職務内容や諸条件がうまくあわず・・たぶんNGだろうなという感じ。がっくし😢
でも、いい経験になりました。
そこの会社の業務内容も知ることができましたし、
自分がどんな職種が向いているのか、改めてよくわかりましたし・・・。
人事の方も履歴書をみながら、逆にいろいろ転職のアドバイスをしてくださり、大変ありがたかったです。
午後は国立劇場の資料室へ。
実は面接場所が虎ノ門だったので、テクテクと歩いて隼町まで行きました。
途中国会議事堂があったり、霞が関を通ったりしましたが・・・・
私、やっぱり霞が関って合わないかも(笑)
歩いている途中で、頭がガンガンと痛くなってしまって、
よーくみたら、「井伊家上屋敷の跡地」だそうで・・・。
...私の出身高校である晃華学園というところが、
実は井伊家の下屋敷のあったところを払い下げてもらったという場所なので、
なにかご縁があるのでしょうね。
井伊直弼の斃れた場所も近いですし、そういう意味でも奇縁を感じます。
で、国立劇場に着いたとたんに、頭痛がなおったのでさらにビックリ(@_@)
資料室にいく途中で、楽屋口をみると、あっ、吉右衛門さんのお車がある!!\(^o^)/\(^o^)/
おそらく舞台稽古にいらしたのでしょうね(^^)とてもうれしくなりました!
おもわずミーハーゴコロをおこしそうになりましたが、ぐっとこらえて、ひたすら資料を調べていたわけでした(^^)
「隅田春妓女容性(すだのはる・げいしゃかたぎ)」の調べ物を終えた後は、
次回歌舞伎学会で論文をまた発表したいと思うので、その企画書づくりにいそしみました。
テーマはもう決まっていて、今回はスクスクと書けそうです。
(近松半二については、また改めて取り組んでみます。)
テーマをすでにご存じの方もおられると思いますが、
とてもユニークな論文になりそうだ、というのが、企画書を書いてみての私の実感です。
どうぞ無事に論文がかきあがって、しかもちゃんと掲載されますように!がんばります(^_^)/
資料室のある、伝統芸能保存館というのが、
1階で歌舞伎のお衣裳の展示をやっていたので、そちらものぞいてみました。
「雨の五郎」「藤娘」「汐汲」「三社祭」などが展示されていてとても綺麗です。
特に「藤娘」の3変化は圧巻ですので、ぜひみなさまも隼町にいらっしゃる機会があれば、ごらんください!
資料室で調べ物をしていたら、渡辺保先生が芸術院会員になられたことを知り、とてもうれしくなりました。
渡辺先生の門をたたいてから、17年。
そのときに先生が紫綬褒章を受章されたのですが、
以来、先生の歩んでこられた足跡を想うに、哲人の思索ともいうべき崇高さがあって、
本当にすばらしいと思っています。
東宝でのわたしは、へなちょこな後輩ですが、とても誇らしく思います。
いま先生の「戦後歌舞伎の精神史」をずっと読んでいるのですが、
「江戸演劇史」「明治演劇史」と合わせて読んでみても、ほんとうにすばらしい業績で、
渡辺先生のひとつの歴史観や哲学が確立されているように思いました。
半蔵門駅から渋谷に出ると、
三谷幸喜さんがなんと演舞場で3月に「江戸は燃えているか」というお芝居を脚本・演出されると伺いました。
正直三谷さんのお芝居は、超プラチナチケットすぎて、まったくこのところ拝見できていない状況。
今度こそはぜひチケットをとってがんばりたいものです。
しかしいよいよ三谷さん、大劇場に進出か・・感無量であります。
つれづれなるままに書き連ねましたが、きょうもみなさま、よい一日を!