桂木嶺(Ryo Katsuragi)の、音楽とおだやかな暮らし

On Paavo Järvi blogi fänn. パーヴォ・ヤルヴィさん、吉右衛門さんなどについて語ります。

秀山祭は「天命」・・・吉右衛門さん、ついに激白!

2017-08-13 05:27:59 | 吉右衛門さん関係

http://www.sanspo.com/geino/news/20170812/geo17081206000007-n1.html

きのうは、吉右衛門さんが秀山祭の制作発表をなさいました。

今年のテーマはずばり、「天命」としての秀山祭。

 

実は吉右衛門さんがこの「天命」という言葉を使われるのは、

大変に重い意味を持っています。

というのは・・・(もうお話していいかな、時効ですね)

実は私が歌舞伎学会の論文で、吉右衛門さん論を書かせていただいた折に、

当初そのタイトルは、「天命の人」というものにしようと考えていました。

なぜなら、吉右衛門さんが、「半ズボンをはいた播磨屋」の中で、

「50歳になって、役者というのは、僕にとって天命ではないかと思うようになった」

とおっしゃっていたからです。まさに吉右衛門さんにふさわしいフレーズのように思えたのですね。

 

ところが、私が、論文発表にあたって、吉右衛門さんの事務所の方に

確認したいことがあって、この質問の企画書に「天命の人」と書いたら、

吉右衛門さんのほうから「いまはいろいろ考えたけれども、

天命ではあまりにも重すぎるので、役者という仕事を

【天職】と捉えていると考えてください」

とおっしゃられました。

そこで、タイトルも変更したわけですね。

 

天命。

天職。

 

いずれにしても、吉右衛門さんの覚悟のほどがよく伺えますし、

言葉一つもゆるがせない姿勢に、私はふかく感動したものでした。

 

そして、ことしはあえて「天命」とおっしゃった吉右衛門さん。

とうとうこの言葉をおっしゃったかとおもうと、感無量です。

吉右衛門さん、まさに命がけで秀山祭に取り組んでおられることが、私にはよくよくつたわりました。...

大播磨の雄姿をしっかり拝見させていただきます!

楽しみです!

『演劇』 ジャンルのランキング
Comment   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« Paavo Järvi - Interview Est... | TOP | 【本日!】パーヴォ&N響の「... »
最近の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 吉右衛門さん関係