種々

世界の片隅でキラへの愛をこっそりと囁くブログ

他国を侵略せず、他国の侵略を許さず、他国の争いに介入しない

2009-09-02 00:43:36 | SEED DESTINY
シン誕生日記念に(過ぎたけど)オーブについて。

私は種ユーザーとしては(わりと初期からリアルで見てる割には(無印10話前後・・・)かなり初級の人間なので(※キャラ萌えに走っているため)
本編理解は深めたいようなどうでもいいような(マテ)中途半端なところにいるのですが・・・



あぁ、オーブの理念というのは、他国と争わない、というのははいってないんだな、と。なにその今更ネタ。

「侵略」と、「争う」というのをわけて使っているなぁ、と。
侵略行使をしない。自国への侵略を許せない。(重武装でもって撃退)
そして、どんな「正義の戦争」だとしても、
侵略のような一方的なものでなくてとしても、
介入しない。

オーブは平和の国ではなくて、
「他国を侵略しない」
「他国の侵略を許さない」
「他国の争いに介入しない」
国だと。
武力放棄の国でもないし、非暴力の国でもないし、戦争反対主義の国でもない。むしろ戦争があることを規定事実として、自らの立ち位置を表明している。
平和の国ーとかまとめたらだめなのかなって。
サブタイトルにもなっている、平和の国とか、偽りの平和って、
そのままとってはいけないのではないかな、とか。ちょびっと思いました。

オーブが裏切って、キラ(初期)やシンを裏切って、
戦争したくないからオーブにいたのに!という形で裏切ったのではなく、
はじめから、キラやシンがオーブの理念を間違えていた可能性もあるのかもな、とか。
彼らの両親が、ナチュラルとコーディネイターが一緒に住めるしね、
とか、オーブにいれば戦争しなくて済むから、とおもってオーブを選んだわけではないことは、
キラの出生と、シンの両親がモルゲンレーテ社員だった(最近知った)ことからもわかる。
子供のうちから、そこから暴力的にはじき出された彼ら。
キラは、無印中期に置いて、理念を定義しなおして、自らの信念として。
シンは滅ぼすことを宣言して。

オーブは、理念を法を守る人間によってつくられる共同体なら、
地球軍下の軍規と命令にいた初期から中期のキラはオーブの人間ではなかったのかもしれないし、
同じようにプラントとザフトの下にいたシンも、
本人の意思はどうだとしても、
オーブの理念化ではオーブの人間ではなかったのかもしれない。
作品的なイメージに限ってみれば、ということですが。

そして、カガリ。
意外に理想に走って、現実を見失っているという位置づけの彼女ですが>運命中盤。
持つべき理想からはずれてないのはある意味すごいかも。
「自身の敵ではないものをオーブは撃ってはならない」
は、彼女がオーブの理念を正しく言葉にしたのではないかな、とも。
戦争はいけないこと、とか、皆戦ってはダメとはいってないですしね。あの場では。
むしろ、連合とプラントの戦争に、関わってはいけない
ということで、このさい、誰が悪い>悪いのは地球軍
みたいなところとはまったくべつの、立ち位置にたつ、オーブ連合首長国元首という役割だったのかもな、とか。
個人的には、カガリは無印より運命の方が格段に好きです。
キラの「オーブがよければ他はいいのか?」は、
むしろYESを引き出すことができるかの踏み絵的発言だったのではないかな、とも思う。
・・・いや、わかりませんけどね。

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