日本カウンセリング・センターが主催する今年度の夏季カウンセリング・ワークショップの案内がようやく出来上がり、ちょっと一息ついているところだ。
東京会場は今年から「月火水コース」と「金土日コース」の2コースを設けることになった。地方会場は別にして、東京会場だけは昨年まで、それこそ数十年以上の長きにわたり「平日5日間連続開催」を実施してきたのであるが、その伝統も今年で終わる。
理由は言うまでもない。ここ数年の明らかな傾向として「平日5日間では参加者が集まらなくなってきた」からだ。多忙な現在人からすれば、「平日5日間の休暇を取る」なんて至難の業であろうから、期間が短縮されるのも仕方がないことだと思っているが……。
日本におけるカウンセリング・ワークショップのルーツは、友田不二男、ローガン・ファックス、遠藤勉、堀淑昭の4名が1955(昭和30)年に茨城県日立市大甕(おおみか)で開催した「カウンセリング研究討論会」だ。このワークの開催期間はなんと10泊11日だった。参加者40数名が茨城キリスト教大学内で合宿生活をしながら、最終的にはものすごい熱気を帯びた会合になったと伝え聞いている。
その後、大甕ワークの存在(毎年夏に開催されていた)は、またたく間に全国各地のカウンセリング関係者たちに知られることとなり、“大甕参り”という流行語も生れたそうだ。
数えてみれば、それからもう半世紀上が経っている。
私自身はカウンセリングと出会った頃、10年以上前から東京会場の「平日5日間」に参加してきた。その長期間ワークの中で、まさに“劇的”としか表現できない体験を何度も重ねてきた。そういう私からすれば、期間が短縮されることに対して一抹の寂しさがないわけではない。
とは言え、世話人を引き受けたからには期間が長かろうが短かろうが、その期間に自分の持っている力を出し尽くして臨もうと心を定めている。
東京会場は今年から「月火水コース」と「金土日コース」の2コースを設けることになった。地方会場は別にして、東京会場だけは昨年まで、それこそ数十年以上の長きにわたり「平日5日間連続開催」を実施してきたのであるが、その伝統も今年で終わる。
理由は言うまでもない。ここ数年の明らかな傾向として「平日5日間では参加者が集まらなくなってきた」からだ。多忙な現在人からすれば、「平日5日間の休暇を取る」なんて至難の業であろうから、期間が短縮されるのも仕方がないことだと思っているが……。
日本におけるカウンセリング・ワークショップのルーツは、友田不二男、ローガン・ファックス、遠藤勉、堀淑昭の4名が1955(昭和30)年に茨城県日立市大甕(おおみか)で開催した「カウンセリング研究討論会」だ。このワークの開催期間はなんと10泊11日だった。参加者40数名が茨城キリスト教大学内で合宿生活をしながら、最終的にはものすごい熱気を帯びた会合になったと伝え聞いている。
その後、大甕ワークの存在(毎年夏に開催されていた)は、またたく間に全国各地のカウンセリング関係者たちに知られることとなり、“大甕参り”という流行語も生れたそうだ。
数えてみれば、それからもう半世紀上が経っている。
私自身はカウンセリングと出会った頃、10年以上前から東京会場の「平日5日間」に参加してきた。その長期間ワークの中で、まさに“劇的”としか表現できない体験を何度も重ねてきた。そういう私からすれば、期間が短縮されることに対して一抹の寂しさがないわけではない。
とは言え、世話人を引き受けたからには期間が長かろうが短かろうが、その期間に自分の持っている力を出し尽くして臨もうと心を定めている。