八ツ場ダム建設

民主党に政権交代してから問題になっている
八ツ場ダムの建設中止に対して
近隣の知事や業界人達から
色々非難のニュースが頻繁に流れているが
実際このダムに何の利点があるのか
自分にはさっぱり理解出来ない。
利水、治水を主張してはいるが
現実に水不足や洪水で被害にあった事実を
知る限りの過去に遡っても
全国的なニュースで聞いた覚えもない。

そもそも６０年も前に出た案なのに
未だに完成しないダムに何の意味があるのか。
どう考えても一部の利権者のみの既得権を
守りたい為に騒いでいるだけではないかと思える。
予算の７割は使用しているというのに
まだダム本体の建設は何も進んでいないと言う。
あと３割の予算でダム本体は完成可能か？
一般常識で考えると到底無理としか思えないのだが。
それに６０年間も待てる事業なら
１００年待っても問題は無いのでは？

そんな遠い未来より
もっと緊急な需要に金をかけるのが当然だろう。
どんな法案も全員が賛成と言う事はあり得ない。
政府がこうと決断したら
自信を持って行動すれば良いだけの話である。
この１件で立ち退きや廃業に追い込まれた住民には
それなりの生活保障(補償？）は必要な事は当然だが…