ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~夕立ゲリラ~

2010-07-27 15:12:33 | ポエム
橋の端からたらって垂れさがったタラップを下りる
むうって蒸したての草息れ
口いっぱいに頬ばる




口の中で濃緑の甘味が温くくねって




静かだ




この星に居る唯いいつの私




そのまま(着たまま(ショートパンツだから
もしや あられない?ゆきじゃない? 川に浮く
優しく腕絡めてきたこの星この空めいっぱいむわぁーって垂れてきたから私少しディープなキスをした  




ら、わぁ~~~~~~空色蕩けて、ざぁ~~~~~~みるみるぬぅーって、おじさん、きゃ~~~~~~~~そんなとこに居たのですか ごめんなさい 凄い凄い夕立ですから又寝たふりするの止めてくださ~~~~~~~ぃ




あ~られジャない//あめ/雨/アメ/ame//凄いあめ///ゲリラ豪雨///でぇ////////す




//////////////////////////くしゅん//////////////////遠くで












~きょうは、ありがとうの旗日です~

2010-07-18 15:28:21 | ポエム
ハッと
ハッと見てしまった強い人の涙
の、美しさ
(よかった
と、80代の母が60代の息子の妻のその手をぎゅっと握ったら、ホロホロと零れた
いつもはキラリッと真っ直ぐなのに俯いてる朱い瞼


おかあさまはおとおさまをこんなに愛していらしたのですね


「あんたもたまには役に立つのね、まー、このたびはごくろうさん」
「うん」
60代の母、30代の息子に


大きな手術を無事に終えられたおとおさま、もうすぐ退院です












~梅雨前線の下で~

2010-07-02 12:04:16 | ポエム
昨夜
激しい雨に
痛め付けられた


有様

片隅、
削げ落ちた
黒い土に
凛と
此方を見ている
紫陽花





おとーさまとわたしが、
大きな荷物を取り合って
細くても
針金入りですから ?
あれっ、
銀針 入り?
じゃない
・筋道 ?
きみは、もう、筋金入りだね
何時もの
おとーさまの
縦に
深く
頬を
彫る
笑い方
何時も
思わず
零れる
その
目の
優しさ


そっくりの
おばあちゃま


車が止まって
速い小走の音がして
玄関が
パーンと割れた風船みたいに開いて
何時もより乱暴な声が
「はやくしないとおいてきますよ」
と、


それは
何時もより
どうしても
大き過ぎて
どうしても
風船が萎んでゆくみたいなノイズが
どうしても聞こえてしまって
精一杯の
おかあさまの



おとーさまは、
今日
大きな
手術

為に
入院するのです





激しい
あんなに
激しい
雨に
打たれても
打たれた分だけ
その
紫を
深めて
凛と
黒い土に
咲いてる
紫陽花


の様な
おばあちゃま
の胸で
涙を
ぐい

飲みこむ
わたし

小さな
祈り


叶え!














(この紫陽花は、(季節の花300) からおかりしました。ありがとうございました。 )