ハカリを買った。

紅茶の葉っぱを紙のパックに小分けするのに、重さを計る必要が
あると思いハカリを買おうと思った。後から思えばスプーンで適当に
やっても結果はほぼ同じだった。でも、その時は、正確に計る必要が
あると思ったのだから仕方ない。いざ、買おうとすると、じつは意外と
適当なものは売ってない。使いやすいのは上に皿があって、物をのせると
前面の針がぐるりと回転してその重さをさすハカリ。デジタル式よりも
こちらのほうが実用的だ。でも、計りたい重さは2.5グラム。店にあるのは
小さいものでも１キログラム用のもので、２.5グラムが読み取れるレベルの
目盛りではなく、これでは使えない。大は小を兼ねるとは言うけど、100グラム
で針が一周するくらいのハカリがないものかと探したけど全然だめ。
今に始まったことでは無いが、自分の欲しいものに限って、売ってない。

で、買ったのはデジタル式のハカリ。よくあるキッチンスケールという物。
国内メーカー、といっても製造は海外、のもので使い勝手も性能も普通。
ただし、性能は良いのか悪いのか確かめようがない。一円玉が１グラムで
５百円玉が７グラムだというのは知ってるので、何個か組み合わせて色々と
重さと結果を試してみようかと思ったけど、止めておいた。

良くも悪くも、デジタル式は扱いにくい。

地球の緯度に応じて重力に差があるので、使う場所によって表示する重さに
バラツキがあるらしい。これなんか、計量に誤差があるのか、あまりに
正確すぎるのか、よく解らなくなってしまう。

話は戻るが、もっと軽いもの用のバネ計りは、なぜ売ってないのだろうか。

需要がないというより、正確な物が作りにくいというのが正解なろだ
ろか。そんな気がしてきた。