4つのL(生きて・愛して・学んで・捧げる)

名著「7つの習慣」を読む中で、想い・気づき・決意を綴ります。(※個人の感想のため、本の正しい解釈と異なる場合があります)

「7つの習慣」のどこが凄いか

2016-09-03 11:50:29 | 7つの習慣
前回の記事投稿が4月ですから、5か月ぶりということになります。

この間も「7つの習慣」は、私にとって最も重要な書物であり続け、人生を導く消えない灯であり続けてくれました。

私の怠惰や弱さから長くブログを放置してきたわけですが、久しぶりに更新します。

「7つの習慣」は付録も含めると500頁を超える大著で、そのうえ全ての頁に、より良い人生を生きるエッセンスが詰め込まれています。

そういう意味では、書籍を端から端まですべて読み込んだ上で、書いてあることを実践し続けることが「7つの習慣」を体得する最良にして唯一の方法なのかも知れないのですが、このブログの目的は「7つの習慣」が持つ価値をわずかでもお伝えすることなので、私なりに言葉にしてみたいと思います。



「7つの習慣」のどこが凄いか(10個)

1)ものごとの結果を支配する「原則」というものが存在する。よって人生で最高の結果を得たければ「原則」を理解し、適用すること。

2)社会は「相互依存」で成り立っており、「相互依存」の能力が何にも増して必要である。(※「自立」のさらに上が「相互依存」)

3)真の成功とは「持続性と成長」である。よって、「今日の結果を出す」必要性と「明日の成功に結びつく能力に投資する」必要性のバランスを取ること。

4)生まれてきた人にはそれぞれの「責任」がある。その人生の「責任」を引き受けて、主体的に困難に取り組み、創造的に克服すること。

5)運命や環境や能力の個体差のせいにしないで、「自分の人生は自分で創造する」こと。

6)「自分にとってもっとも重要な事柄を明らか」にし、世間・他人の思惑に流されることなく、誠実にそれを実行すること。

7)人生の勝ち組・負け組という考え方は一切捨て、すべての人に成功は行きわたってなお余りあると考える「豊かさマインド」を内在化させ、真に(裏表なく)そのような人間であること。

8)他人から理解されたいのであれば、「その前に誠心誠意、相手を理解すること」に心血を注ぐこと。

9)他人と考え方が異なる場合に対立も逃避も妥協もしないこと。「創造的協力」が可能と信じ、双方の考え方を上回る解決策を生み出すよう真剣に努力すること。

10)人間の本質は「肉体・知性・心情・精神」の4つの側面からなる。この4つの側面すべてで、「原則」に則ったアプローチを行うこと。

かなり思い切って、10個に絞り込んだなら上記のようになります。

実はこれ、「7つの習慣」の冒頭(はじめに)で、著者のコヴィー博士が書いている内容から、私なりに自己解釈し、言葉を抽出したり、少し表現を変えたりしたものです。

読書体験は人それぞれなので、「7つの習慣」のどこが凄いか(または凄くないか)は当然意見が分かれると思いますが、少なくとも私は「7つの習慣」を超える書物に出会ったことが無いですし、生きている間には、もうこんな本には出会えないだろうと思えるくらい、生き方を変革してくれた書物です。


「我々の後ろにあるもの(過去)と我々の前にあるもの(未来)は、我々の内にあるものに比べればとるに足らないものである。」- オリバー・ウェンデル・ホームズ - (※完訳「7つの習慣」 P116から引用)