先月下旬いらい、千代田区議会の政務活動費の3分の2を、議員報酬に上乗せして、何に使ったか報告しなくてよくしてしまうとの案が、特別職報酬等審議会から答申される方向だと、複数のメディアで報じられています。
しかも、共産党が反対しているとわからない形でテレビ朝日のワイドショーが扱ったため、
疑問やご心配をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
全会派が口裏を合わせて、取材に応じないような申し合わせまでしたかの番組でした。
党区議団によれば、そのような事実はありませんし、共産党の複数の区議は、電話取材に反対を明言しています。
しかし、その事実は放映されませんでした。
党区議団は、11月26日の代表質問(木村正明区議)でこの問題を正面からただし、
声明も発表しています。
私はこの木村区議の代表質問を傍聴していました。他の多くの会派からも「そうだ!」の声や拍手も起きる、
説得力ある、圧巻の質問でした。区長の答弁が、なぜ、このような提案をしようとするのかに正面から答えない、逃げのような姿であったのとは対照的に感じました。
本会議での質問項目は、通告しており、区議会ホームページでも公開されています。
全国ネットで大きく報じたメディアが、代表質問で唯一このテーマが予告された質問=議会でのやりとりを取材に来ていないように見えたのは、大変残念です。
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