あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

ハードボイルドだど

2017-07-12 | 本(文庫本)
荻原浩さんの『サニーサイドエッグ』と『ママの狙撃銃』を読みました。
今回のタイトルは懐かしい内藤陳さんのキメ台詞。ハードボイルドなのに「だど」がつくと途端にギャグっぽくなる。今回呼んだ2冊も、私が好きな荻原作品パターンで、そんな「だど」な感じだったので拝借した次第です。

『サニーサイドエッグ』
『ハードボイルドエッグ』の続編で、フィリップ・マーロウを気取った私立探偵の最上俊平が、ペット探しをしているつもりが、とんでもない事件に巻き込まれて行く。今回の相棒は16歳の帰国子女。しかもかなりの訳ありの女の子で……。

『ママの狙撃銃』
夫と2人の子供と暮らす平凡な主婦・曜子。しかし曜子にはかつてアメリカで暮らしていたとき、殺し屋としての仕事をしたことがあった。その時の依頼人Kが、25年ぶりに曜子に連絡をよこしてきた。最初は戸惑うが、曜子は家族を守るために再び銃を手に取る。

年明けからずっと長編小説ばかり読んでいたので、ちょっと気分転換がしたくなって、そんなときに手にするのは決まって荻原さんのユーモア小説なんです。安心感、安定感が半端ないの。
そしてこの2作は、ハードボイルド調なのにユーモア小説としてのクオリティも半端なく、しかも最後にはホロっとさせてくれる。これがクセになるんですよね。
大きな賞を受賞されてからはシリアスな作品ばかりで、ユーモア小説を書いてくれなくなっているみたいですけど、笑わせる言葉の選び方が素晴らしい作家さんなのだから、お願いします。シリアスに行くかと思えば笑わせてくれる、「ハードボイルドだど」みたいな作品がもっと読みたいのです。
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