あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

ケチャップべっちょり

2018-01-21 | おいしいもの
久しぶりに心身ともに十分にゆったりできる週末を過ごすことができました。何の予定も入れず、ちっとも煩わしいことがない、何と素晴らしい休日だったことか!
こういうときに調子に乗って「じゃあお昼は外食で」なんてことをすると、お店が混んでいてゆったり食事ができなかったりするもの。一気に不快な気分になってしまうのです。ええ、これまでに何度か経験してますから、学習してます。
なので、お昼は冷蔵庫の中をゴソゴソして、タマネギとピーマン、ベーコンがあったし、トマトケチャップもたっぷりあったので、ナポリタンを作っていただきました。

ナポリタンを作るときは、トマトケチャップをたっぷり、パスタがベッチョリするくらいに入れるのが好きです。外食でナポリタンを注文すると、絶対にトマトケチャップが足りないと、いつも感じているくらいです。
子どもの頃に好きだった洋食が、チキンライス、オムライス、ナポリタンと、とにかくトマトケチャップを使ったメニューだった世代なので、とくにそうなのかもしれません。ハンバーグのソースもトマトケチャップを使ったものだったし、今でもオムライスには真っ赤なケチャップをかけていないものでなければ注文しません。
さらにトマトケチャップを称賛するなら、トマトケチャップ1本には、トマトが14~15個も使われているらしいのです。着色料が使われていることもなく、栄養成分たっぷり。「マヨネーズべっちょり」よりも「トマトケチャップべっちょり」の方がカロリー的にも問題ないところも素晴らしい!

ナポリタンに関しては、浅田次郎さんがエッセイで「正統のナポリタンは、アルデンテなどであってはならぬ。きのう茹で上げて冷蔵庫に眠っていたような、ブヨブヨのスパゲッティが好もしい」と書き、東海林さだおさんも「ナポリタンは茹でたてであってはならず、茹でおきでなければならなかった」と書いていらっしゃいます。
ここはね、賛成できないんです。確かにそういうブヨブなパスタのナポリタンは懐かしいけど、パスタがブヨっとしていてもOKなのは、ちょっとだけ入っているお弁当の付け合わせくらい。ガッツリ一皿いただくなら、ブヨ感がない方が美味しいと思うのです。これは浅田さんや東海林さんとの世代の差か?

家にあったものだけで作れたナポリタン。「ああ、本当に良い休日だなぁ~」なランチタイムでした。
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