オニユリ(鬼百合)が咲いていました。
うっそうとした草木の中からのぞいており、一瞬ドキッとしました。
さすが名のとおり、他には見られない模様や色合いでした。
オニユリ(鬼百合)の名の由来は、色や形が「赤鬼」を連想させるところからとか。
ユリ科ユリ属の多年草で、原産地は中国だそうです。
かつては鱗茎(リンケイ=百合根)を食用にするため栽培していたそうです。
葉の付け根にはむかごと呼ばれる小さな球根のようなものができ、地面に落ちると根を伸ばして新たな株となるそうです。
長いシベが見えますが、種はできないそうです。
日本には珠芽(むかご)をつけるユリは、オニユリしかないそうです。