にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【映画】『昼下がり、ローマの恋』

2012年04月06日 | MOVIE
『昼下がり、ローマの恋』Manuale d'am3re(2011年/伊)
監督:ジョバンニ・ベロネージ。
出演:ロバート・デ・ニーロ。モニカ・ベルッチ。リッカルド・スカマルチョ。カルロ・ベルドーネ。

彼女との結婚を控えた弁護士ロベルトは立ち退き交渉のためにトスカーナ地方の田舎町へと出張するが、そこで村でも有名な美女ミコルに一目ぼれしてしまい、彼女をごまかし滞在を延長するが・・・。
有名なニュースキャスターのファビオはパーティー会場でのアクシデントで知り合った女性に誘惑され浮気をしてしまうが、ちょっとした浮気心がとんでもない結果を招いてしまう。
元大学教授だったアメリカ人のエイドリアンは7年前に心臓移植の手術を受けたが、それが原因で離婚し、それ以来独り身を通していた。そんな彼の前に友人オーグストの娘ビオラが現れる。嘘をついて実家に戻ってきたことで父親から家を追い出されたビオラをエイドリアンは家に迎い入れるが・・・。

若者、中年、そして老年。3人の男性のそれぞれの恋の物語。3人の女性の恋の物語ならありそうなんだけど3人の男性っていうのがちょっと珍しいような気がする。まず若者。結婚を決めた彼女がいながら・・・と思ってしまう私は狭量なのだろうか?(笑)。でもロベルトの恋心はミコルが魅力的な美女だっただけでなく、あの町、あの気のいい仲間たちという要素もあったからこそ恋したんじゃないのかな?という気がする。あんな町にはすごく憧れるな。
ニュースキャスターのファビオは、踏んだり蹴ったりだね。やっぱ浮気はダメだよ(笑)。しかしズラってベリッってめくっちゃうと皮がめくれちゃうくらいに強力にくっつけてるんだね。しかも4点止。真ん中はコメディパートってことなんだろうけど・・・ファビオかわいそうすぎですよ。
老年パートはロバート・デ・ニーロ。彼ももう68歳なんですねぇ。でもこの映画のデ・ニーロは素敵だ。自然体のかっこよさっていうのかな・・・、定年した大学教授という少しおっとりとした優しい雰囲気がとても魅力的です。これ見ててふと『恋におちて』を思い出しましたよ。三つのパートの中ではやはりこのデ・ニーロのパートが一番いい。ま、最後ってことはメインってことなんでしょうけどね。自然に年をとるっていうのが一番かっこよく見えるのかもしれませんね。こういう役レッドフォードには無理だろうなあ(爆)。

-2012.3.25 梅田ガーデンシネマ-


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