八ヶ岳の麓 ログハウスの宿 Tombouctou 徒然記

八ヶ岳の麓、標高1,300mの富士見高原にあるログハウスの宿のオーナー雑記帳
地域情報、ガーデニング、グルメ、お出かけ

上高地をお散歩

2014-09-30 21:54:02 | 旅行

先週の平日、天気が良い日が続いたので今年2回目の上高地に出かけました。

宿を8時30分に出発して諏訪南ICから中央高速に入りました。途中、諏訪湖SAのスタバでコーヒータイムをとり、松本IC経由で沢渡まで2時間ほどです。

沢渡からはタクシーか路線バス上高地に入ります。今回は4名だったのでタクシーにしました。片道4,200円です。3名までですと往復バスチケットの方が料金が安くなります。

平日は観光バスも上高地まで入れますので、大正池から河童橋の間は人出が多いそうです。そこで、今回もバスターミナルまで行き、そこから上流の徳沢まで往復することにしました。

 

 途中、大正池で写真を撮れるようにタクシーの運転手さんが止めてくれました。大正池から穂高岳方面。

 

 大正池から焼岳を望む

 

バスターミナルに着くと観光バスが沢山停車していました。 前回と同様に中国語のお客様が目立ちました。長野県でも外国人観光客数が昨年は過去最高だったそうです。

 

 

この時期は平日は観光バスツアーの人も多く、河童橋では皆さん記念撮影です。

 

 

河童橋から梓川の左岸を歩いて明神まで進みます。左岸の方が少し距離が短くて山も少し見えます。右岸は水辺の景色が綺麗で板張りの歩道が多いです。

 

右岸から明神岳を望む、紅葉が少し始まっています。

 

 

サラシナショウマ

 

明神橋から明神岳(穂高岳)を望む

 

 

上高地に来るといつも立ち寄る嘉門次小屋、今回も岩魚の塩焼きを食べました。炭火で30分以上焼く岩魚は骨まで軟らかく食べれます。

 

 

 

明神池も少し色付きは始めました。

 

明神の嘉門次小屋で昼ごはんと休息をとった後、徳沢に向かいました。明神から上の方に行く人は、装備や服装から登山のお客様が目立ちます。

 

 

 

 山肌に黄色の部分が目立ってきました。

 

 

 大亀の木 

 

 

ミヤマカンボク(明神館前)

 

 

 

 トリカブト

 

 

 マムシ草の実

 

 

梓川の上流方面、秋らしい雲です。

 

 

 

 

 

 歩きながら上を眺めれば黄色と赤の紅葉(明神→徳沢)

 

明神から1時間ほどで徳沢に到着です。

 

 徳沢園からの眺め

 

徳沢で暫らく休憩して来た道を下りました。

 

 明神館前のコリンゴ(コナシ)の実を食べる猿

 

 

明神から河童橋までの帰りは行きと反対側の右岸を歩きました。

今回は11時から17時過ぎまでバスターミナルから徳沢まで休み休み歩きました。天気も良く清々しい上高地の一日を楽しみました。来週ぐらいからは紅葉も本格化して大変込み合いそうです。

上高地の帰り、波田の日帰り温泉で汗を流しました。小さな地元の人向けの温泉で肌がツルツルになりました。

その後、以前入って気にいった松本のレストランで夕食を食べて帰ることにしました。

 

 


今年の紅葉の始まりは早そうです

2014-09-25 20:53:07 | ガーデニング

南からの低気圧が通過したので今日は暖かったですが、朝晩は冷え込みようになりました。最低気温が5度を下回る日も多くなりました。

先週あたりからの冷え込みから、紅葉も早く始まりそうです。先週、蓼科の蕎麦屋・黙坊に行った時に、白駒池辺りでは色付き始めたと言っていました。

 

 

今日、宿の前の鉢巻道路を車で走っていたら、赤色がちらほら目立ってきました。

いつもより、1週間から2週間早そうな気がします。

 

 

最初に赤くなるのはツタウルシです。松木などに巻き付いていますので松が紅葉したように見えます。

 

 

桜や紅葉も赤くなってきました。

 

アザミの花も終盤です。

 

 

花が輪生しているのでツリガネニンジンですね。鉢巻道路の脇に沢山咲いていました。

 

 

そろそろ球根を植える時期になりました。

昨日、エレムルスの球根が届きました。バラクラで見てから気に入っていましたが、いつも買うのを忘れていました。昨年売り切れた時期に今年の分を予約しておきました。1個入りで500円と少し高価です。1個ではさみしいので10個ほど注文しておきました。寒さには強そうですが、鹿に食べられないことを祈っています。

 

エレムレス(Eremurus)、ヒトデのような形の球根です。

イランやアフガニスタンの乾燥地帯に分布するユリ科の耐寒性多年草です。Eremurusはラテン語のeremo(砂漠の意)に由来しているそうです。

 

 

宿の庭も秋らしくなってきました。

 

 宿には3,4本の山栗の木があります。沢山の木が庭(林)にあるので数えたことがありません。山栗は小さいですが上品な甘さです。テラスに落ちてくる分は拾いやすいです。

 

 

 

ダリアも今が盛りです。 

 

 

 

 シュウメイギクも元気です。

 

 

紫のベルガモット。ベルガモットの中では一番最後に咲きます。 ミカン科のベルガモットオレンジに似ることから「ベルガモット」と呼ばれ、ハーブティーとして利用されます。タイマツバナ(花が松明の様に見える)やモナルダとも呼ばれます。色々な色があり耐寒性多年草なので重宝します。

 

 

 八重のコスモス、ブルーはサルビア・ガラニチカ。

 

 

 返り咲いたERのモーバランヒル

 

 

 ローズヒップも沢山出来ています。これはロサ・カニナ。

 

 

原種のクレマチス、半鐘蔓(ハンショウヅル;学名  Clematis japonica)、宿の花は春ではなく秋に咲くので高嶺半鐘蔓かも知れません。手前は花が終わった後の種の段階です。

 

 

 

 

 


蓼科の蕎麦屋、黙坊

2014-09-18 22:25:29 | グルメ

茅野に用事で出かけ帰りに蓼科の黙坊に寄ってきました。

黙坊は宿のリピーターのお客様のY様のお気に入りです。私は蓼科方面に行った時の蕎麦屋はみつ蔵に行くことが多いのですが、今回は少し足を伸ばして蓼科のプール平まで行ってみました。

黙坊は以前は食堂だったところを蕎麦屋に商売替えしたそうです。

 

 

 蕎麦屋の入り口

 

 

 万葉堂というお土産屋の店舗の一角にあります。万葉堂の横に入口が有りますが、お土産屋の中からも入れます。

何回の万葉堂の前は車で通っていますが、蕎麦屋は目に入りませんでした。

 

 メニューはシンプルで、この時期はもり蕎麦と蕎麦がきの2品です。

 コシのある角が立った蕎麦で、汁はすこし甘めかも。

 

 電動の石臼でそば粉を挽いています。

 

 

蕎麦がき、既に半分ほど食べた後です。店主の削りたての削り節と大根おろしをかけて食べます。もちもちの食感です。

 

 

 

 

 カウンター席のテーブルの上には秋の味覚の取れたての栃の実がありました。カウンターは栃の木で作られています。チョット粋な演出ですね。

 

 

 


月見バーベキュー

2014-09-09 22:56:19 | ガーデニング

富士見高原の朝晩の気温は既に秋です。今日チェックアウトのお客様も朝の涼しさに驚いていました。本日、早朝の最低気温は10度ぐらいです。

 

お客様をお見送りにテラスに出たら赤とんぼ沢山飛んでいました、そのうちの一匹が返り咲いたラベンダーに止まりました。

 

 

しばらく見ていると、今度は私の手のひらに飛んできて止まりました。Iphoneで撮ってもそのまま動きません。

 

未だ色が黄色っぽいです。これから赤くなるのでしょうか?

 

テラスの向こうには南アルプスが綺麗に見えて久しぶりの快晴です。今日は客室の清掃を終えたら夕方からバーベキューをする予定です。

 

夜は寒くなるので、夕方5時ごろから始めました。信州産の牛肉と野菜をタップリと頂きました。 

 バーベキューはお泊りのお客さんにもお貸ししていますが、貸切の場合に限っています。今週末も2泊貸切のお客様がお使いになります。

 

 

 

 

 

 だんだん暗くなってきました。上着が無いと寒いです。そろそろ室内に入ることにします。

 

 

 昨日は中秋の名月で今晩はスーパームーン。雲の合間に見え隠れしていました。

 

 

 


馬篭と妻籠のウォーキング

2014-09-05 22:21:17 | 旅行

すやで甘いものを食べた後、馬篭と妻籠に向かいました。今回は二つの宿場町の間を歩くことが主な目的です。

 

中津川に近い馬篭に向いました。車を駐車場に入れて先ずは馬篭をぶらり歩きです。

 

 前にも見たことがある水車小屋、中には新しく小型発電機が接続されて電気を作っていました。

 

小さな発電機が稼働していました。

 

 

馬篭でも萩が満開です。

 

馬篭の街を下から上に歩いて、休んでいると妻籠行のマイクロバスが来ました。丁度良かったのでマイクロに乗って妻籠に行き、妻籠から歩いて帰ることにしました。

マイクロバスで20分ほどで到着です。途中、乗りながら峠の勾配が結構あることに気が付き、内心少し不安になってきました。

 

妻籠の街並み、馬篭より古い家が多いような気がします。

 

妻籠の街並み歩きを簡単に済ませ、歩いて帰る算段と万が一途中でギブアップした場合に未だマイクロバスがあるのか確認しました。幸い、ギブアップした途中でも最終バスに間に合いそうだったので、歩いて帰る決心がつきました。

観光案内所では2時間半から3時間と言われたので、何とか6時前には馬篭まで着けそうです。あとは雨が降らないことを祈るのみです。

 

妻籠から馬篭までは旧中仙道の馬篭峠を7.7km歩きます。高低差は妻籠からは400m程登り、その後200m程下ります。高低差を考えたら馬篭から妻籠に向って歩いたほうが楽だったことに気が付きましたが後の祭りです。

峠道を歩き初めて直ぐに、馬篭から歩いて来た年輩の女性に会いました。挨拶してどれぐらい時間かかりましたかと尋ねると、2時間半とのことでした。やはり、こちらからは3時間かかりそうです。また、少し不安になってきました。

 

 旧中仙道、ところどころ石畳になっています。

 

道沿いには所々で渓流が流れていました。川底には新しい砂が堆積しており今年の夏の大雨の影響と思われます。

 

 

所々には熊避けの鐘が設置されており、鳴らして歩きます。

 

 

やっと馬篭峠に近づきました。妻籠から5.5kmの登り道でした。これから2.2kmの下り道です。

 

馬篭峠の頂上です。

 

 

なんとかゴールが見えてきて、周囲の花を見る余裕が出来てきました、数種類のアジサイが咲いていました。

 

 

集落の近くでは細葉鉄砲百合(高砂百合)が咲いていました。夏から秋に咲く百合です。

 

 

馬篭峠を下ると視界が開けて中津川の町が見えてきます。馬篭のある旧山口村は2005年に長野県から岐阜県の中津川市に合併しています。県を越えた合併は珍しいですが、地理的にも経済的にも中津川に近かったのでしょう。

 

 

 馬篭に戻ると、既に町の人通りは無く静かな佇まいを見せていました。妻籠から馬篭まで山道を歩いて2時間少しで到着しました。案外早く着くことが出来ました。

今日は結構頑張ったと自己満足しました。これから、夕食と温泉に立ち寄って帰ります。

 

 

 


秋の味覚、栗きんとん

2014-09-05 21:19:48 | グルメ

9月になって朝晩は肌寒くなりました。先週は夜に客室で暖房をお使いになるお客様もいらっしゃる程でした。

 

宿の庭の山栗の木にも小さな毬栗が生っています。栗といえば、栗きんとんです。そこで、中津川の「すや」に電話して製造が始まったか伺ったところ、9月から販売しているとのことでした。

 

平日は暇になったので早速、ドライブとウォーキングを兼ねて木曽路に出かけました。

 

9時に宿を出発して諏訪南ICから中央道に入りました。途中の休憩も含めて2時間ほどで中津川IC経由で「すや」に着きました。

旧中仙道にある「すや」、趣がある佇まいです。

 

 

店の奥の囲炉裏端で食べることもできます。栗きんとんと栗蒸し羊羹を早速に頂きました。自宅用のお土産にもいくつか買い求めました。

 

すやの栗きんとんは東京や横浜のデパートで売っていますが、お店で作りたてを食べるのは格別に美味しいです。賞味期間が大変短いので、贈り物にする場合は注意が必要です。

 

すやの本店の帰りには国道19号線沿いの甘味処・すや西木に立ち寄りました。栗という文字は、西の木と書きてという「奥の細道」の一節にちなみ、すべて栗の木で建てた店を「西木」と名付けたそうです。

 

すや西木、榧

 

9月限定商品は栗白玉です。

 

 

栗白玉、栗だけで作った冷たいおしるこです。栗の香りと程よい甘さで大変おいしいです。

 

本店も西木も地元の方らしきお客様が多く、栗きんとんと栗白玉を秋の初物として味わっている様でした。

 

 蕎麦がき、こし餡が添えられてスィートに変身。

 

あんみつ、ここのあんこは美味しいです。

 

このあと馬篭と妻籠に向かいました。