Tomatopiaの日記帳

クラシック、思い出、短歌、旅、政治

福島の桜

2016-04-19 10:16:59 | 旅行

東京の桜も終った先週、福島の三春に行ってきた。郡山、舞木、三春と道をたどり、一泊した。
桜と慰霊の旅であった。

 

 

車窓に見えた那須連山。まだ雪が残っていた。

 

 

郡山平野に入る。安達太良は雲の中。

 

 

郡山に着く。磐越東線のホーム。古い駅舎が残っている。

 

 

舞木に着く。どちらをみても桜、桜。多くがソメイヨシノだが、時々枝垂れが見える。空の青が深い。 

 

小さな駅舎。待合室で約束の相手を待つ。時間がゆっくりと流れる。1時間先の列車に乗るため一人の女子高生か中学生がやってくる。「東京などの街には出ず、この町に住み続けるのがいいよ」とお節介な助言をする。

 

 

向こうの線路2本とホーム」はいまは使われていない。この時期、ライトアップをやっているとか。やがてこれらの桜も大木となって「舞木の桜」で有名になるだろう。

 

 

 

駅前の広場の桜。立派な大木だ。

 

 

広場から駅に通じる入り口には獅子の像が2つ。その脇に駅開設の大きな記念碑があった。大正3年、地元の人々の努力で駅が出来た、と記されている。

 

 

待合室の時刻表。ゆったりとした生活のリズムとよく合ったダイヤ。待っているうちに何人かの観光客がやってきて「三春にはどう行けば?」と私に尋ねたり、「ここは何十年ぶり」とかの昔話をしてくれる。当時もこれくらいの本数だったとか、蒸気列車は生徒で鈴なりの混みようだった、とかの話を興味深くきく。

 

 

待合室に貼ってあった周辺の食事どころの広告。みな新しく工夫された味のようで、東京などでは見かけない野菜いっぱいの健康味、おいしそう、ぜひ頂いてくればよかった。

 

 

約束の人々にあう。車ですぐ近くの桜どころ、福聚寺へ。丘の上まで寺が何重にも桜で囲まれている。

 

 

有名な「滝桜」へ。1千年咲き続けている。1千年の命・・・・

 

 

そのすぐ近くの農家。昔そのままの雰囲気。特異な屋根はわら屋根をとたんで覆ったもの。

 

 

夕方も近づき、今日の宿、田園生活館へ。1階に物産店、2階は旅館。私が泊まったのは別棟のバンガロー。

夜が更けると完全な静寂と暗闇、深い空いっぱいに星が輝く。
バンガローでみんなで料理を作り焼酎を飲んでいい時間を過ごし、客を帰した後、持って行ったCDで モツアルトの弦楽五重奏、シュトラウスの最後の四つの歌を聴く。知らないうちにもう2時になっていた。
4,5泊したらどう?と薦められ、実際そうしてもいいな、と思ったのだが、その用意がない。次回はぜひそうしよう。

 

 

物産店で買ったおみやげ。みなよそではなかなか手に入らないものばかり。野菜など、もっとたくさんあったのだが、重くてこれくらいが限度だった。

そうそう、みやげものがもう一つあった。

「一升漬け」・・・初めてみた。しそ、米麹、唐辛子を醤油・みりんに漬け込んだもののよう。ご飯をおいしく食べるためのものか。
いつか秋田に行ったときも宿の朝御飯でその目的のもの が沢山ついてきたことを思い出す。

http://midi-stereo.music.coocan.jp/omoide/futari/futaritabi.htm#choshok

 

 

 

 

 

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四月のぶらあぼ

2016-04-03 11:07:44 | 音楽

 

いまどこも桜は満開。これは大森水神公園の夜。1キロにわたって花見の宴。まだ1週間くらいは続きそう。

 

 

桜だけでなく、名も知れない春の花がひっそりと咲く。

 

桜いっぱいの上野を歩く機会があったので、文化会館でちらしとぶらあぼを入手。 

 

音楽祭があちこちの地方都市でも行われるようになった。嬉しいことだ。

 

毎年の東京挙げてのお祭り。

 

日本の歌ばかりの特集のようだ。日本のクラシックは歌が一番よく似合う。もちろん合唱も。

 

いつか書いたこともあったが、この人を高校生のときコンクールで見ていらい私は隠れフアンである。そのときの「リノスの歌」はいまも忘れられない。そう、いい演奏は何年たっても覚えているものだ。

 

天才少年少女たちがいまお目見えする。後援する企業や組織がたくさんあるのは日本の誇りだ。

 

この人が日本のステージに立つのは初めてではないか、YouTubeではいくつか発表されている。https://www.youtube.com/watch?v=FCOaDCO4H_g / https://www.youtube.com/watch?v=-VkYFYZ1rkM

 

若手ばかりを招んでお昼の演奏会。みんな実力者、しかも日本的な音楽だと思うーー「日本的な」とは、一聴すれば「なるほど」と感じられるはず。コンクールや伝統のない新興国でよく見られるようなハッタリがなく我々の感覚にとても素直なのである。

 

めったに聴けない萩原麻未のピアノ、(これも何度も書いて恐縮ながら、私と同郷(広島県の呉)なので・・・ ヨーロッパは文化が崩壊しつつある、といわれるので、早く日本に引き揚げてきて欲しい。https://www.youtube.com/watch?v=cMogFpV_eIw / https://www.youtube.com/watch?v=UiptG5skPW8

 

この「石田組」という名前と一見怖そうな風貌に惹かれている。別人の「執行」氏というお方は、政治雑誌でもお見かけするが、その方も音楽の天分をお持ちと伺った。

 

昨年秋のショパンコンクールの覇者。第二位というのだが、実は第一位グランプリだ。なぜ? いまもたくさん残されているコンクールの映像をみれば分かる。
そうそう、浜松のコンクールの映像ももっと長く残してくれればいいのに。

 

これも企業が若手を応援するイベントと言っていいかな、ショパンコンクールで活躍した人たちがお目見えする。takeda rikonoとかmaruyama naginoとか。出場した人たちは、審査員の第何位とかいう評価に関わらず、みなそれぞれ素晴らしかった。審査員は派手に目だってバリバリ弾くタイプがお好きなようであった。たぶんアルゲリッチ女史が主導してるのだろうが、悪いけどそれは新興国の弾き方だよ。

 

 

「文化としての日本のうた」とは興味深い。本まで頂けるとは、ぜひ行かねば・・・(4月3日、23日)

 

こういう日本の素材をジャズで、というのは初めてみた。そうえいえば、多くのピアニストの十八番、いまや古典となったダニーボーイもどっかの民謡だったなー・・・(4月15日)

 

邦楽をよみがえらせる試み、と解釈した。このような動きがだんだん大きくなって行くように見えるのは嬉しい。(4月28日)

 

これも萩原麻未のピアノのため。ほんとうに早く帰国してこっちに根付いてもらいたいものだ。(4月7日)

 

新人による現代音楽を謳ってコンサートを開くのは勇気がいること。みんな持ち出しだろうに・・・こういう人たちを支援する公的・私的な組織があるべきだと思う。(4月16日)

 

 

 

 

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