Tomatopiaの日記帳

クラシック、思い出、短歌、旅、政治

浜松国際ピアノコンクール始まる

2015-11-23 03:05:38 | 音楽

 

浜松国際ピアノコンクールが昨日から始まっていた。
またしばらく楽しむことができる !

ホームページは、http://www.hipic.jp/

日程は、http://www.hipic.jp/9th/schedule/

課題曲は、http://www.hipic.jp/9th/repertoire/

演奏の映像は、http://www.hipic.jp/video/ 

演奏順は、http://www.hipic.jp/9th/performance_order/first_stage/?m=11&d=23

出場者は、http://www.hipic.jp/9th/competitors/

出場者の出身地がとても多様なのに驚いた。このコンクールが世界的に認められ信頼され親しまれてきたということか。日本、ロシア、シナ、イギリス、イタリア、アメリカ、台湾、ギリシャ、ドイツ、フランス、スイス、カナダ、クロアチア、オーストリア、ベラルーシ、ウクライナ、キューバ、スペイン、などなどである。先日のショパンコンクールとは比べ物にならないほど多様。

課題曲は一次、2次、ほぼ自由に選択して小ソロリサイタルを行うというもので、出場者にとってはとてもやり易く実力を発揮しやすいものだと思う。練習曲がいっさい除外されているのも一つの目立った点である。「あなたの音楽を聴かせて」という態度である。これも出場者にとっては魅力的なものだろう。
3次は室内楽、本選は協奏曲とあらゆるスタイルが含まれるのも興味深い。

映像も大きく画質・音質ともに申し分ない。いま一次の人たち何人かを聴いてみたが、みなリラックスして臨んでいるように見え、実際にリサイタルホールにいるように感じる。先日のショパンコンクールのような「受験」の雰囲気はなかった。

 (26日) 一次通過は24人、うち日本は5人、ロシア圏が10人、後は各国がほぼ1人づつである。明日からの2次に期待 !

(12月2日)2次通過が発表されしいる。ロシア圏が4人、他は各国1人づつのようだ。

(12月4日) 3次予選の結果。2人がロシア圏、米、西欧、東欧が1人づつのようだ。ロシアの評価が高いのは納得できる。興味深い結果だ。政治的バランスも入っているだろう。

 (12月7日) 本選が終わった。みんな好きな曲をのびのびと弾いていたように見える。コンクールとしては最初から最後までショパンだけ、というより、これが本当の姿と言えるだろうか。しかし本選の選曲がラフマニノフとプロコフィエフに偏ってしまったの少し残念。かれらは愛国者なのだろう。

聴いて楽しめるのは本選よりも2次、3次だったかな、と感じる。

第1位 聴衆賞 アレクサンデル・ガジェヴ イタリア --東欧系
第2位 ロマーン・ロパティンスキ― ウクライナ--ロシア系
第3位 ダニエル・シュー アメリカ--シナ系
第3位 アレクセイ・メリニコフ ロシア--ロシア系
第3位 アレクシーア・ムーサ ギリシャ/ベネズエラ--ギリシャ系
第4位 室内楽賞 フロリアン・ミトレア ルーマニア--東欧系
日本人作品最優秀演奏賞 イーゴリ・アンドレエフ ロシア--ロシア系
奨励賞 三浦 謙司  日本--日本系

 国籍がとても興味深い。西欧の影が薄く米国など移民がかなりの割合だ。これはショパンコンクールと同じだ。そしてロシア勢だけが「クラシックの伝統」を守っているかに見える。

本選を見ての感想だが、やはり「自国の、あるいは自分の文化圏の」作曲家の曲は奏者にとって特別な「我らが先祖の歌」なのだ、との思いを深くする。日本からも日本のピアノ曲やピアノ協奏曲を書く人がはやく出てほしいものだ。
2次予選で日本人作曲家のソロ作品が課題とされたが、Illuminated Babyは無国籍の曲という印象 (或いはリゲティのエチュードを借りた感じ)、もう一つの「はじまりのうた」はきちんと日本的要素が感じ取れた (イリヤ・シムクレルの演奏はとてもきれいであった)。

 

 

 

 

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2 コメント

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コンクール (内田陽子)
2015-11-23 21:46:31
浜松コンクールの情報ありがとうございます。ショパンコンクールの時のAimi Kobayashiさんの演奏、私も大好きです。20歳の若さで、、というのもスゴイですね。トリフォノフに匹敵する日本人だと思いました。特に2次とファイナルの演奏は、もう本当に素晴らしいと思いました。
Unknown (tomatopia)
2015-12-10 02:21:40
コメントありがとうございます。とても遅くなってすみません。
小林さんはもう完成したピアニストですね、まったく同感です。このまま大成して頂きたいと願っています。
浜松コンクール、今回見て「これはすでに世界的コンクール」との思いを持ちました。本選だけではなく、2次、3次からすでにそのまま通用するような立派なピアニストが沢山いた、と思います。
ところで・・・・ykさんのお嬢さん、お坊っちゃまのニュースを一日も早く、と願っているのですが・・・・このこと、よろしくお願いいたしすます !

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