経営者フォーラム 東京ランド株式会社

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実務家通信18号

2017年03月21日 | 日記・エッセイ・コラム
怨(うら)みに報(むく)いるに怨(うら)みを持ってせず・・・
ある雪の日、彼は平河天満宮へ参詣(さんけい)に出かけました。折(おり)悪(あ)しく、高下駄の鼻緒が切れたので、境内(けいだい)の「前川」という版木屋(はんぎや)(出版社)の店の者に、ヒモでもいただきたいと頼みました。店の者は、無言でヒモを彼の前にほうり出しました。盲目の彼が、ようやく手さくりで探しあて、鼻緒をたてるそのしぐさがおもしろいと、店の者たちが手をたたいて笑うので、彼はいたたまれず、顔を赤らめてすごすごとはだしで帰りました。
やがて、苦心の「群書類従(ぐんしょるいじゅう)」が完成して出版するにあたり、彼は幕府にこの「前川」を「版元」に推薦したのです。何も知らぬ主人が、保己一に推挙の礼をいうと、保己一は、「私の今日あるのは、あのときうけた軽蔑に発憤したのが動機であるから、私のほうがお礼を申しのべたい」と、見えぬ目に深いよろこびを浮かべて語ったということです。
怨(うら)みに報(むく)いるに怨(うら)みをもってしたら、永久に怨みはなくなりません。その相手を救おうと努力するところに、怨みはおのずから消えるのです。それが怨みを忘れずして、しかも怨みを空ずることになります。「心経」の知恵が、ここに躍動しています。災難を逃れるのもありがたいことですが、人生の逆境に立たされたとき、聖(きよ)らかにし、楽しく生きてゆける動力を、自分の中に開発できるのがお経の最上の功徳(くどく)でありましょう。
なぜなら、お経は、釈尊が、さとったこころの内容を語るものですが、ほとけのこころそのものは、言葉で言い表すことはできません。私たちはお経を読み、その導きによって、人生の深い真実なものをうなずきとった釈尊のこころに直結できたとき、ほんとうに「字で書かれたお経」が読めたといえるのでしょう。
✿松原泰道「般若心経入門」から抜粋

※怨みは➖エネルギーですから、怨みをぶつければ➖として自らにふりかかります。
天に唾を吐けば自らの顔に降りかかるのと同じです。
怨みは自己消化により➕に変えることが可能ですから➖エネルギーの怨みを➕エネルギーに変え怨む相手に感謝としてぶつければ➕エネルギーとして自らに良いこととして戻るという理屈です。
どちらが理にかなっているか、物心がついた幼児でもわかる理屈ですが大人になり色々知ってしまうとこで理屈がわからなくなり、ただ感情の赴くまま怨み通すことは損ですから考えましょう。


時を待つ心
行き詰まる会社をみてみますと、たいていは仕事がヒマになったらムリをしてでも注文を取ろうとしています。その結果、かえって大きな損をして会社の破綻を招くことになってしまうのです。反対に、「ヒマはヒマで仕方がない。これは一時的な現象なのだから、この機会に日ごろ怠りがちだったお得意さんに対するサービスをしておこう」とか、「機会の手入れすべきものはしておこう」というような態度をとっている会社は、かえって時を得て発展する。そういう場合が多いように思います。
なかなかむずかしいことですが、時を得なければ休養して時を待つ、そういう心境もまた大事だと思うのです。
✿「松下幸之助 一日一話」から抜粋

※とはいえ、固定費を賄うために無理をして売上を生むことが現実だと思います。ではどうすれば良いかの体験です。東京ランドが不動産業の時代に中島先生の仕入れ規則で仕入れることが可能な物件がなくなりました。すると中島先生は事業を休業することで損失を生みそうな物件の仕入れから逃れ、更に固定経費の削減を図ったそうです。営業マンをフルコミッション契約としていたから叶ったとのことです。

作業従事者のパート・アルバイト給与と外注費の違い
給与であれば、源泉徴収が必要になるし、消費税の計算も変わってくる。
外注費であれば、消費税がかかりますが、給与にはなりません。
「20万円外注費を払うと、20万円×8÷08=14.814円の消費税を支払っていることになりますが、20万円の給与では、消費税の支払いが0となります」「消費税は預かった消費税から支払った消費税を控除して納税しますが、外注費で処理した方が消費税の納税額が14.814円少なくなるのです」
適正な会計処理であれば、外注費の方が良い場合もありそうです。
「科目種分けは適切に細かくして会計処理による利益創出」

親の相続財産を子の借金から守る
親の財産2億円、二人兄弟、兄借金なし、弟1億借金
「兄さん、俺が相続しても債権者に取られるだけだから兄さん全部相続してほしい」との理由の遺産分割協議書による財産分与で兄に2億円、弟0円は法的に有効ですが、弟の債権者から詐害行為取消権を行使され裁判を起こされた。
判決は「債権者を害することを知った法律行為」だから、遺産分割協議は詐害行為として取り消せる。(最高裁平成11.6.11)

「兄さん、俺が相続しても債権者に取られるだけだから相続放棄する」と家庭裁判所で相続放棄手続きを申し立て受理され、弟の債権者から詐害行為取消権を行使され裁判を起こされた。
詐害行為取消可能なのは財産目的行為です。「財産権を目的としない法律行為については適用しない(民法424条の2)」
最高裁の結論は、相続放棄とは「私は相続人にならないと」との身分行為で、財産目的ではない。だから取消し対象外。遺産分割協議とは違う。(最高裁昭和49.9.20)
相続放棄とは、家庭裁判所に申述する手続きで、遺産分割協議で「俺は財産いらないよ」では、法的な相続放棄ではありませんから注意が必要です。

弟は、父が生前中に借金を告白「遺産は債権者に取られるから全財産を兄に相続させる遺言書を書いてほしい。」と嘆願、債権者は債務者でない父の遺言書作成に関しては、とやかく言えません。が債権者は、弟が持つ遺留分(いりゅうぶん)減殺(げんさい)請求権(せいきゅうけん)を債権者代位で行使しました。
例えば親の土地に競売を申し立てた。
最高裁の結論は、遺留分減殺請求権は単なる貸付金回収とは違い、一身に専属する権利だから金貸しによる債権者代位は認めない。(最高裁平成13.11.22)

「人は生まれながらにして、貴賤・貧富の別なし。
ただ学問を勤めて物事をよく知る者は、貴人となり富人となり、無学なる者は、貧人となり下人となるなり。」
✿福沢諭吉名言より

名だたる多くの経営者や著名人は、寝る間を惜しんで学び、また遊んでいるときも常に仕事のことを考えています。
風呂でもお手洗いでも寝床でもいつでもアイデアが浮かんだらメモをとれるように準備しているそうです。

春分を迎えたのにまだ寒暖の差が大いので、ご自愛ください。
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