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今日の筆洗

2016年12月24日 | Weblog

 サンタさんは、どんなふうに一年を送っているのか。詩人・阪田寛夫さんは、「サンタクロースの十二カ月」という愉快な歌を書いている▼<一月は一トン貨車の年賀状/鉛筆なめなめ返事書く/二月は乾くアフリカの/飢えた子思って泣き通す/三月桜が咲きだすと/嵐が来ぬかと気がもめて…/台風の九月は心配ひとのため/天気図にらんでまたやせた…>▼十二月以外は、苦しむ子どものため、懸命に咲いた花のため、何かできぬかと気をもみ続け、やせてしまうサンタクロース。しかし今、やせてしまっているのは、トナカイだという▼ノルウェーの研究者らが調査したところ、北極圏のトナカイの平均体重が、一九九四年から二〇一〇年にかけて、12%も減ったことが分かった。温暖化で雪ではなく雨が降ることが増え、草地が氷で覆われてしまうためらしい▼数も急速に減っているという。ここ二十数年で四割も減少し、三百万頭を切ってしまった。国際自然保護連合が「絶滅危惧種」に指定するほど、事態は深刻になっているというのだ▼トナカイがやせ細り、数も少なくなってしまえば、そりに積む贈り物を減らすしかないだろう。将来、トナカイが姿を消してしまえば、子どもたちはクリスマスイブに、「サンタさんて本当にいるの?」ではなく、「トナカイって、本当にいるの?」と尋ねなくてはならなくなる。

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