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今日の筆洗

2016年12月20日 | Weblog

 黄色は中国では高貴な色と聞くが、一種の無邪気さや陽気さを連想させる色かもしれない。真夏の向日葵(ひまわり)、小学生の通学用の帽子が思い浮かぶ▼ビートルズが音楽を担当した英国アニメーション「イエローサブマリン」(一九六八年)。黄色い潜水艦の四人が音楽を憎む青鬼を音楽と愛の力でいさめる。そんな話だったが、不気味な黒や灰色がおさだまりの戦の道具も黄色だとどこか玩具じみて見えてくるから不思議である▼中国軍には、黄色い潜水艦ならぬ黄色い無人水中探査機が見過ごせない危険な装置に映ったか。中国海軍が南シナ海で米海軍の探査機を持ち去った事件である。米国が公表した同型機の写真を見れば黄色である▼中国側は米軍の南シナ海域での活動に神経をとがらせるが、水温や塩分濃度を調べていた探査機を強引に持ち去ればけんかの火種になる▼トランプ次期大統領の「一つの中国」政策を見直すかのような発言といい、この一件が両国間の緊張をさらに高めぬかと気を揉(も)む。ささいな出来事が大ごとになる事実は歴史書をひもとくまでもない。黄色は注意を促す色でもある▼国際情勢をながめれば、米中関係に限らず、物騒で落ち着かぬ一年だった。「イエローサブマリン」収録曲の「愛こそはすべて」。平和を求める歌だが、そんな時代はやって来るのか。と、くちばしの黄色いことを書くしかない。

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