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手紙は憶えている

2016年11月02日 | 映画
手紙は憶えている
を観ました。


最愛の妻ルースが死んだ。だが、90歳のゼヴはそれすら覚えていられない程、もの忘れがひどくなった。ある日彼は友人のマックスから1通の手紙を託される。
「覚えているか?ルース亡きあと誓ったことを。君が忘れても大丈夫なように、全てを手紙に書いた。その約束を果たしてほしい―」2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、70年前に大切な家族をナチスの兵士に殺されていた。
そしてその兵士は身分を偽り、今も生きているという。犯人の名は“ルディ・コランダー”。容疑者は4名まで絞り込まれていた。体が不自由なマックスに代わり、ゼヴはたった1人での復讐を決意し、託された手紙と、かすかな記憶だけを頼りに旅立つ。
だが、彼を待ち受けていたのは人生を覆すほどの衝撃の真実だった―


最近ちょっと見かけることがあるアトム・エゴヤン監督です。
比較的好みの作品を撮る監督です。

ラスト5分の衝撃という一昔前な触れ込みのミステリーです。
ラストのどんでん返しは今やちょっとこすられ過ぎて難しい気がしますが、
ついつい構えて観てしまいます。

そしてあーなんじゃないか?こーなんじゃないか?と予想しますが。
結構序盤で予想する内容がオチでした。

物忘れが凄すぎる、なかなかボケた老人を主人公にしている時点で作品の雰囲気は決まります。
不安定過ぎる主人公からの目線で描くサスペンスではクリストファー・ノーランのメメントなんかを思い出します。
物忘れが酷いので体にメモを書いたりしてましたし。

寝て起きると毎度死んだ妻を探します。
老人のこういう行動って怖いですよね。
しかもそんな老人が友人の手紙の指示に忠実に従って銃を持ちます。
ぷるぷると震える手で持った銃で人を脅すんですよ。
嫌な怖さがありました。

そして自分が大好きなナチス・ドイツが関わるストーリーです。
ユダヤ人虐殺に関わった人々の今を描いています。
コレは今まで観たこと無い切り口で良かったです。

主演のクリストファー・プラマーは凄いですね。
ここまで高齢で映画の主演をするだけで凄いと思います。
そして見事にシリアスな空気を作っていました。
僕の大好きな人生はビギナーズではコミカルな演技でしたが、今作ではめちゃくちゃシリアスです。

マーティン・ランドーもかなりの高齢ですが、ちゃんと演技しています。
こんな高齢キャストでこんなシリアスな映画を作ったのは評価出来ますね。

キャストで客を呼ぶような作品では無いですが見応えはありました。
嫌な怖さに満ちていました。


そんなわけで5点。
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