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「ごらん、世界は美しい」

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ザ・ギフト

2016年11月09日 | 映画
ザ・ギフト
を観ました。


シカゴからカリフォルニア州郊外に移り住んだ若い夫婦サイモン(ジェイソン・ベイトマン)とロビン(レベッカ・ホール)は、人もうらやむ幸せな人生を築いていた。
その新天地はサイモンの故郷でもあり、偶然にも彼は買い物中に高校時代の同級生ゴード(ジョエル・エドガートン)に声をかけられる。
サイモンはゴードのことをすっかり忘れていたが、旧友との25年ぶりの再会を喜んだゴードは次々と贈り物を届けてきて、次第に夫妻を困惑させていった。
とりわけサイモンは露骨にゴードを煙たがり、ついには強い口調で「もう自宅に来るな」と彼に言い放つ。やがて夫妻の周囲で奇怪な出来事が続発するなか、ゴードから謝罪の手紙が届くが、そこにはサイモンとの過去の因縁をほのめかす一文があった。
はたして25年前、ふたりの間に何があったのか。頑なに口を閉ざす夫への疑念を募らせ、自らその秘密を解き明かそうとしたロビンは、衝撃的な真実を突き止めていくのだった……。


全く情報無しで観に行ったので準備してませんでしたが、
なかなか怖いサスペンスでした。
若干ホラーですね。

恐怖の象徴のストーカー的な役をやっていたジョエル・エドガートンが監督・脚本・出演しています。
観てる最中は知らなかったので、観終わった後知って驚きました。

この人はチョイチョイ見かけますが、
自分が衝撃を受けた映画のアニマル・キングダムでも印象的な役をやっていましたね。
ただしルックスが変わっていたので同一人物とは気づきませんでした。

最初から不気味な雰囲気あったのでホラーなのかな?とも思いましたが。
いわゆる一般的なホラーではありません。
嫌な気分にさせられるサスペンスでしょうか。

今やエリートな主人公夫婦の夫サイモンとしょぼくれた印象のモジモジしたゴード。
その二人の過去がなかなかの嫌なもので。
ただしそこまで酷いことでは無いようにも思えるようなものでした。
ハリウッド映画のこの手の映画ならばもっと衝撃的な過去があるのかな?
とも思いますが、言うほど衝撃的な過去でも無いのですよ。

しかしそんな過去が今に至るまで薄っすらと根をはっていて、
それが再会によって再び成長しだすような物語でした。
人は何処で人を傷つけて、何処で恨みを買ってるかわからないですね。
映画の中に
「お前が過去を忘れても、過去はお前を忘れない」
というセリフがありましたが、自分も急に不安になりました。
何処かで人の恨みを買ってないか?と思わず人生を振り返ってしまいました。

主演のジェイソン・ベイトマンは最初はエリート的なキャラクターですが、
それが徐々に崩れていくのは良かったです。
さほど存在感は感じませんでしたが妥当な演技だったと思いました。

妻を演じたレベッカ・ホールは美人妻役としては少々美人度が足りない気がしましたが、
まあそこは僕の好みかもしれません。
夫に逆らってモジモジのゴードと親しくなりますが、夫の嫌がり方に不審を抱きます。
観客としてはあんな不気味なストーカーに肩入れする妻が鬱陶しいとミスリードされます。
そんなピュアさを上手く表現していました。

何においてもジョエル・エドガートンの演技は見事でした。
監督と脚本もやっていたとは驚きですが、作品の真髄を理解している作り手だからこそ醸し出せる雰囲気ですね。
一見ダメダメな人間だけど、そこまでダメダメな雰囲気でもないいい塩梅でした。
最後まで怖さでは無く不気味さで表現したのが見事でした。

かなりノーマークで忘れてしまいそうな作品ですが、
テーマも演出も絶妙でいい塩梅の作品でした。


そんなわけで6点。
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