情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

2009年アジア民主人権賞は、自由北朝鮮放送代表へ~ミサイル騒ぎは報道しても…

2009-11-10 05:53:00 | 有事法制関連


 統一日報(いわゆる統一教会とは関係ない)によれば、【北韓に外部世界の消息を送る対北ラジオ放送である「自由北韓放送」の金聖玟代表が、「台湾民主基金会」の「2009アジア民主人権賞」の受賞者として11月7日選ばれた。金代表は、この機構から自由北韓放送活動のための賞金10万ドルを受けることになり、授賞式は来る12月10日の国際人権の日に合わせて台北で行われる。】という( http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=50262&thread=03r01 )。こういう情報を日本のメディアが無視するのはなぜだろうか?拉致を解決するためには、南北統一がおそらく近道だろうし、南北統一を図るためには、北朝鮮の市民に多様な情報を伝えることが必要だろう。そういう意味では、自由北朝鮮放送の意義は大きいように思う。もちろん、放送内容を直接確認できるわけではないか、少なくとも、こういう活動をしている人がいて、それが台湾の公的な賞をもらったということはニュースバリューがあるのではないだろうか…。




 同紙によると、
【「台湾民主基金会」は、2003年6月、台湾外交部の主導で与野党の超党派的支持で設立され、この賞は毎年アジア地域で民主主義と人権の発展のため著しい功績のある機関や個人に与えられる】
もので、
【金代表が運営する自由北韓放送は、昨年国際言論団体の「国境なき記者団」が授与する「今年の媒体賞」を受賞し、今回の授賞も「国境なき記者団」の推薦によるものだ】という。

 また、金代表は、【「自由北韓放送を支援した脱北者たちをはじめ北韓人権運動家たち全員に与える賞」としながら、「北韓の人権伸張と民主化のため一層熱心にしろとの趣旨と思う」と授賞選定の所感を言った】という。

 金代表は、【1997年脱北して1999年2月韓国に入国し】、【北韓で金亨稷師範大学の作家養成班を卒業して西海岸に駐屯の「人民軍212部隊」の宣伝隊作家として活動した】が、【韓国入国後、自由北韓放送を作って北韓の民主化に尽力している】という。

 しかし、このニュース、「人権」「南北統一」などマスメディアが、歓迎しない言葉ばかり、ということも伝えられない理由の一つだろうか。

 人権という言葉が歓迎されないメディアを持つ国って…。











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★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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